マルタイは、前期実績が増収増益で着地した。関東エリアは特に注力していたこともあり、売上げの伸びも最も顕著だった。海外向けは、香港や台湾での伸びが大きかった。 今年は、周年商品が3種ある。「マルタイラーメン」が発売65周年、「屋台ラーメン」が発売55…続きを読む
フンドーダイは、同社の商品開発力の高さを示す透明醤油をベースにして最近では、醤油商品を強化してきた。一方で、たれやソースはトーンが弱めだった。そこで、今後幅広い商品領域で支持を得るため、醤油以外の新商品も注力している。 商品例としては、「革命のにん…続きを読む
宮島醤油が特に重視しているのが、自社のブランディングだ。テーマの一つとしては、「健康志向」を掲げる。昨年は「減塩寒仕込み醤油 蓮華」を発売。低塩分のもろみを発酵させる技術を確立。これにより、一般的な「脱塩法」ではなく「低塩仕込み法」で製造することがで…続きを読む
チョーコー醤油では、今期が3ヵ年中期計画の初年度に当たる。中期計画のテーマは「意識改革」。この「意識」の対象は、数字と既存業務。さらに重要項目として「業務用の推進」「海外市場への取り組み」「社内業務の棲み分け」「SDGsの取り組み」の四つを掲げる。 …続きを読む
ヤマエ食品工業では、今年8月に新しい調合濾過工場が稼働予定。投資額は約9億円。これにより、歩留まり改善、商品のさらなる品質向上を実現。生産品目の切り替えも、スムーズとなるよう設計した。また製造設備も、最新鋭のものにこだわった。市販用のみならず、業務用…続きを読む
マルヱ醤油は、今期の取り組みとして、生産から物流全体の流れをあらためて組み立て直す。特にてこ入れするのが、在庫全体のコントロールだ。システムをフルで活用させて適正在庫の実現を図る。これを通じて、物流課題にも挑んでいく。 受注業務では省人化を図る。A…続きを読む
ニビシ醤油は、前期実績では営業利益が堅調だった。要因はさまざまあるが、利益が出やすい環境を築けたのが大きかったとみている。 同社は海外向けが、売上構成比で約1割を占める。そこは他社と比較しての強みだととらえている。ただ、現在の海外ビジネスは短期で築…続きを読む
富士甚醤油は、経営方針の中で特に「地球環境への配慮」を重視している。1社でできることには限りがある。そのような中でも、できることを着実に積み重ねていきたいという強い信念がある。 商品開発では、その一環として昨年3月に「ジップみそ」を発売。また、総工…続きを読む
フンドーキン醤油は前期、過去最高の売上げを達成した。売上げ増でけん引役となったのが本州・四国エリアだった。商品別で特に伸びが大きいのが、「あまくておいしい醤油」「あまくておいしいさしみ醤油」や生詰味噌だ。 そのほか最近の商品動向としては、「柚子こし…続きを読む
九州エリアは農産物の供給基地であり、特に畜産は産出額で大きな存在感を放っている。九州農政局の「農産物産出額の順位と構成比(令和4年)」をみると、九州での産出額順位トップ10は上から肉用牛、豚、ブロイラー、コメ、鶏卵、イチゴ、生乳、トマト、ミカン、カン…続きを読む