●手作り需要掘り起こし 共立食品の前期(24年8月期)プレミックス・製菓原材料の販売状況は、金額ベースで前年を上回って着地した。手作りニーズに向けた商品展開などが奏功したことが要因。今期(25年8月期)についても、手作りニーズを掘り起こす商品提案を…続きを読む
●「魔法」シリーズ販促 昭和産業の家庭用プレミックスの上期(4~9月)販売実績は、金額ベースで前年を上回って推移している。加糖ミックスが全体をけん引しているため。また、「もう揚げない!!焼き天ぷらの素」が順調に売上げを伸ばし、販売増に貢献している。…続きを読む
ニップンの家庭用プレミックスの上期(4~9月)販売状況(金額ベース)は、前年を若干下回って推移している。一部商品において、計画的な販売減を行ったため。一方で、近年販売が好調な「めちゃラク」シリーズは堅調に推移するなど安定している。下期は、新商品の拡売…続きを読む
●下期はお好み焼き粉拡販 日清製粉ウェルナのプレミックスの上期(4~9月)販売状況は、数量ベース、金額ベースともに、前年を上回って着地した。ホットケーキミックスとお好み焼き粉が伸長したため。秋冬に向けても勢いのあるホットケーキミックスとお好み焼き粉…続きを読む
プレミックス市場は、さまざまなコストアップ要因の中で厳しい市場環境にあるものの、プレミックスならではの利便性や汎用性の高さ、値頃感といった価値を提案していくことで再活性化を図っていく。日本プレミックス協会によると、23年のプレミックス市場はトータル3…続きを読む
ワイン王国・北海道では「北海道ワインバレー構想」実現に向け、各地でワイン製造の動きが活発化している。今年は昨年開所した北大ワイン教育研究センターの一般開放で気軽に道産ワインが楽しめる機会も増え、業界の追い風となった。セミナーや検定開催で生産者と消費者…続きを読む
昨年、記録的猛暑でブドウの生育に大きな影響を受けた道産ワイン業界だが、今年は夏から秋にかけ、程よい暑さと降雨、昼夜の寒暖差にも恵まれたことから、おおむね酸もしっかり保持されながら糖度の高い良質原料が生産された。収穫時期も生食用やドイツ系品種など早生系…続きを読む
●SNS活用し情報発信 向井珍味堂は長年にわたり業務用で築き上げた信頼とブランドを強みに、市販用商品の拡充・強化を推し進める。ここ数年、「京きな粉」「黒豆きな粉」「有機大豆きな粉」「有機黒ごまきな粉」「高たんぱくきな粉」と、市販用商品を次々と送り出…続きを読む
山本貢資商店の1~9月のきな粉売上高は、各製品一様に前年比微増と堅調な推移。昨年6月に大手DgSに採用された「丹波黒豆きな粉」「黒ごま入きな粉」も順調に伸長している。 同社は国産原料を中心に家庭用のこだわり商品を多く取り扱う。主力の「国内産有機きな…続きを読む
小川産業は佐賀県産きな粉の販売が上向き始め、微増で推移している。ただ、米国産大豆の高騰と高止まりが利益を押し下げる要因となっている。健康志向の中、海外向けが徐々に動き始めている。 「きな粉の本質に注目した商品づくりを推し進める」同社のきな粉は、契約…続きを読む