関西の有力菓子メーカーである中島大祥堂、シュゼット・ホールディングス(HD)、鼓月の3社は、みずみずしいフルーツを使った商品や冷やしておいしい商品など、暑い夏にぴったりの詰め合わせギフトを提案する。ギフト市場は中元・歳暮などのフォーマルギフト需要が減…続きを読む
今夏も猛暑予想から、そうめんの人気が高い。「気温が上がると、そうめんを贈り物にという人は多い」(百貨店関係者)といい、オーソドックスな白物は依然人気があり、「見た目がカラフルでかわいい」と野菜を練りこんだ色麺を求める人も目立つ。白物でも「揖保乃糸」の…続きを読む
購入者の主体が60代以上となっているハム・ソーセージギフトはジリ貧傾向が続いている。近年は若年層の取り込みが課題となっており、今中元ギフト商戦でも昨年同様、各社若年層をターゲットとした施策を打ち出している。また、賃金格差が拡大し、消費の二極化がより鮮…続きを読む
関西・中国・四国地区主要スーパー各社の24年中元ギフト商戦は、例年通り5月前半からスタートしており、8月中旬まで展開する。長年にわたりギフトの早期受注期間は前倒し傾向が続いていたが、今中元では歯止めがかかっている。 コープこうべ、フジは2日前倒しだ…続きを読む
親しい人のことを思って贈るカジュアルギフトの拡大とともに、中元の儀礼的な要素は薄れつつある。慣例だった二重包装も「丁寧」ではなく「過剰」という認識に変わり、環境志向の高まりから商品の一部に包装紙を巻く簡易包装が主流となった。包装に対する価値観が変化する…続きを読む
関西中四国の百貨店で中元商戦が本格化している。近年は虚礼廃止の潮流からフォーマルギフトが減少し、親類や友人など親しい人に向けて贈るカジュアルギフトが伸長傾向にある。購入者自身の「ごほうび」「プチ贅沢」を満たすための自家消費も拡大しており、中元の目的や…続きを読む
◇静岡茶産業のキーパーソンに聞く 製茶機械メーカー大手の静岡県掛川市のカワサキ機工は市場環境の変化に対応した製品を相次いで開発し、業界を力強く支える。今期(24年8月期)は抹茶関連設備や茶園管理機などが売上げをけん引し好調だ。川崎洋助社長率いる同社…続きを読む
◇静岡茶産業のキーパーソンに聞く 一番茶をはじめ、リーフ茶の価格の下落が続き、好調が続く抹茶原料の輸出に活路を見いだす茶商が多い中、静岡県茶商工業協同組合の長瀬隆理事長は国際情勢の変化を鑑み、消費者目線で新たな可能性を模索する。今回、「静岡茶市場と…続きを読む
◇静岡茶産業のキーパーソンに聞く 静岡県島田市のハラダ製茶は昨年9月、「H.R.D HOLDINGS」を設立し、グループ各事業間の相乗効果でさらなる飛躍を遂げる。製茶部門は葬儀・ギフト事業との連携で茶文化伝承を促すのと同時に収益力を強化。このほか、…続きを読む
静岡市の製茶問屋である丸善製茶の直近の業績は小売店向けの新商品「匠(たくみ)深蒸茶」(内容量250g・320g)で新規顧客獲得に奏功するなど、好調に推移している。 また、タイの現地法人MARUZEN FOODS(THAILAND)の売上げが同国の経…続きを読む