富士食糧は、19年5月に麦茶・きな粉など粉類・漬物関連商品・香辛料の製造でFSSC22000認証を取得。これによって新規取引が増加している。24年8月には同社従業員10人がFSSC22000内部監査員養成研修を受講し、全員が修了証書を取得した。22年…続きを読む
川光商事のきな粉販売は、売上げは家庭用・業務用ともに前年を超えて好調に推移している。原料について、海外産が円安の影響もあって依然として高値をつけており、新規の案内については国内産を重点的に進めている。 アイテム別では、黄大豆、黒豆、ごま、ブレンド品…続きを読む
キングフーズの24年9月期のきな粉製品販売実績は、原料使用量が前年比2桁増と大幅に増加し、それに伴い売上げも好調に推移した。 家庭用、業務用ともにプラスとなったが、特に輸入大豆などの業務用が大きく伸びた。原料ベースでは5年連続プラスと安定した販売。…続きを読む
みたけ食品工業は、きな粉の販売が昨年よりも増加し、ここ数年その傾向が続いている。アイテム別では、家庭用は「黒ごまアーモンドきな粉」、業務用では「金のきな粉」「さらさらりんきな粉」が好調に推移している。 今期について「金のきな粉」は、付加価値を求める…続きを読む
きな粉市場は、家庭用・業務用ともに前年を超えて好調に推移している。全体では金額・数量とも伸ばすことができた企業が多い。TVで取り上げられた影響や災害備蓄、コメ不足でもちの販売が伸長し、それがきな粉にも影響したとみられる。(三井伶子) 市場はここ数年…続きを読む
中部地区では、わさびを中心とした香辛料を作り続けている創業95年の名古屋市の金印が、国内市場における存在感をより高めるべく、高付加価値の商品を市場に投入を続けている。 金印は家庭用市場では9月、「冷凍薬味」シリーズに新たに切れのある辛味と豊かな風味…続きを読む
信州を代表する農産物、わさび。豊富な水資源と冷涼な気候で国内最大の生産規模を誇ってきたが、この3年で収量が半減以下に落ち込み、23年実績は静岡県に次ぐ2位へ後退した。 農林水産省・特用林産物生産統計調査によると、長野県の2023年わさび生産量は39…続きを読む
●若い世代にわさび訴求 エスビー食品は8月12日から山芳製菓とコラボした汎用わさびシーズニング「やみつき!わさビーフスパイス」を期間限定(来年9月末出荷終了予定)で全国発売した。 山芳製菓の「わさビーフ」は87年発売で同社を代表する人気のポテトチ…続きを読む
カネクは原料にこだわり味を訴求しながらも作業性を重視したスタンディングタイプチューブ容器の「ST」シリーズの発売を昨年2月から「ST冷蔵わさび」(300g)を皮切りに計4品発売している。現在のラインアップは「ST冷蔵おろししょうが」(昨年12月発売、…続きを読む
●各メーカー、成熟化した国内需要開拓を 首都圏における加工わさび市場は家庭用、業務用ともに堅調に推移している。家庭用は廉価品や高級品、大容量タイプが金額に加え、数量ベースでも前年を上回っていることで回復傾向が鮮明となってきた。業務用は、首都圏ではイ…続きを読む