菊正宗酒造の23年4月から24年2月までの清酒事業の売上高は、数量ベースで前年比4%減だったが、金額ベースでは同1%減まで持ち直している。アイテム別では「ギン」グループが、前年実績超えとなっている。昨秋行った「しぼりたてギンパック」などのリニューアル…続きを読む
白鶴酒造の23年4月から24年2月までの清酒事業の売上高は、数量ベースで前年比5%減となっている。昨秋、パッケージデザインをリニューアルした「まる」のうち、パックの900ml以下が前年実績超えで、付加価値商品の720mlの「大吟醸」「山田錦」は好調に…続きを読む
宝酒造の23年4月から24年2月までの清酒カテゴリーの販売数量は、前年比9%減となった。ただ前半は一昨年の価格改定の影響もあり苦戦したものの、後半は昨秋の日本酒の酒税減税以降は回復傾向。アイテム別では松竹梅白壁蔵「澪」が、昨年11月からブランドアンバ…続きを読む
清酒業界は、24年春夏シーズンの需要期を迎えた。各地で開催された蔵開きでは一部で入場制限を実施する会場もあるなど、多くの来場者でにぎわった。だが清酒の需要を「ハレの日」のものだけにするのではなく、若年層取り込みをはじめ、「低アルコール」や「香り」など…続きを読む
◇「おにぎりサミット」開催 食文化を次世代に 日本が世界に誇れる「おにぎり」。今や世界フードとなったが、この食文化を次世代につなげることを目的に2月2日、世界初の「おにぎりサミット」が開催された。地域活性化とコメ消費拡大への貢献を目指すこのイベント…続きを読む
奈良県吉野郡に本拠を置く南都食糧は、1918(大正7)年に創業した100年以上の歴史を持つコメ卸だ。コメ消費が減る中、地元・奈良県産のコメの活用を願って、2022年に米粉事業に参入した。 米粉のほか、カヌレや丸パン、ベーグル、シフォンケーキなどの最…続きを読む
●番重移載連動を 横浜に本拠を置く米飯製造のジャンボリアは、人手の掛かる弁当・惣菜事業にあって、生産性向上につながるロボット活用に先進的に取り組んでいる。 惣菜や弁当は、番重と呼ばれる箱に移載され、これを複数個重ねて、台車やパレットなどで出荷工程…続きを読む
◇コメ関連機械・技術企業 精米機の世界シェア約70%と世界的な精米機メーカーのサタケは、同社のオリジナル技術が結集した業界初の「加圧式IH炊飯機」の営業を強化している。同機で炊いたご飯は粘りがあり、コメ本来の良さをしっかりと引き出すとともに、「冷め…続きを読む
◇コメ関連機械・技術企業 国産米ぬかに含まれる油分を活用したライスインキ。大手CVSでおにぎり製品のパッケージに採用、ライスインキのロゴが表示されるほか、食品企業の間で、社員の名刺や販促物の印刷などにも拡大している。普及に当たっては、環境に配慮した…続きを読む
「主食改革」を提唱する、はくばく。食物繊維やタンパク質などが豊富な大麦、雑穀を普段のご飯に取り入れる提案で、健康的な食生活の普及拡大とコメ消費の活性化を目指している。この春夏期も「家庭の食卓や中食、外食などさまざまなシーンで雑穀を楽しんでもらえる環境…続きを読む