近年、ぬか漬けが「健康」「美容」「発酵食品」といった側面から認知度が上がっている。TVをはじめとするメディアやインフルエンサーが発信することで、新たな需要の掘り起こしと市場の底上げができている。10年ほど前までぬか漬けは漬物の一つとして食べられていた…続きを読む
今年創業100周年の大きな節目を迎える堀川は、引き続き他社に先駆けて取り組んできた食物アレルギー対応商品をはじめ、安心・安全・健康の取り組みを第一に考えながら事業を展開していく。今春夏はおつまみメニューとして新商品「おつまみ揚」シリーズ、「揚げ笹かま…続きを読む
ニッスイの練り製品事業は、今期4~12月累計売上高が前年同期を上回った。主力の「おいしいものをちょっとだけ」など細ちくわが売上げ21%増と引き続き好調。高タンパクを打ち出した「速筋タンパク」シリーズの新規投入とPR展開も奏功し、拡販に貢献した。 今…続きを読む
紀文は24年春夏の新商品として、練り製品で10品、惣菜で6品の計16品を2月26日から順次、エリア別または全国で発売している。商品施策テーマは(1)「高タンパク」など健康価値の継続的な訴求(2)定着した内食機会増に伴う簡便・即食ニーズに応えたラインア…続きを読む
一正蒲鉾は24年春夏に向け、生活者の節約意識、コロナ後の多忙化、SDGsによる環境意識の高まりにそれぞれ対応した商品戦略を展開する。節約志向と多忙化には、コストパフォーマンスとタイムパフォーマンスを高めたお買い得・大容量品の拡充で応える。環境意識には…続きを読む
量販店を主戦場とする家庭用水産練り製品は、3月からの春夏シーズンに向けた有力各社のラインアップが出揃った。23年春までの断続的な値上げで一時は冷え込んだ市場だが、昨年後半から復調。数量ベースでは苦戦が続くが、単価上昇効果で売上げは上向きだ。コロナ禍で…続きを読む
永谷園は昨年ヒットした「パキット」を定番商品に育てている。23年3月から発売して、レンジで麺がゆでられるソースという、唯一無二の価値を生み出した。24年3月からパッケージ、主力メニューを改良して、香り豊かな「ジェノベーゼ」を新発売し、全5品で定番化。…続きを読む
創味食品の「ハコネーゼ」の23年度売上げは16億円(前年比29%増)となり、21年春の発売からの累計販売数は2600万食を超えた。今春は子どもも楽しめるクリーミーボロネーゼと辛味の利いた大人向けアラビアータの新味2品を加え、コアユーザーの広がりを狙い…続きを読む
ハチ食品のパスタソース類(PB含む)は23年度売上げが前年比15%増、さらに「たっぷりパスタ」シリーズは同25%増と好調を期している。全15種類を展開する看板シリーズには今春、「たっぷりクリーミーボロネーゼ260」を加え、「一番人気で年間1000万食…続きを読む
コルノマカロニーの23年度(24年3月期)のパスタ販売状況は、OEMの受注が安定していたこともあり、価格改定の実施にもかかわらず、数量ベースでも前年並みで着地する見込みとなっている。特にロングパスタが好調に推移していることが要因。24年については、1…続きを読む