岩塚製菓は今年、供給能力が盤石となった「田舎のおかき」シリーズなど主力に集中した販売を展開していく。同時に、名店シェフ監修の商品「RISOUNO!(リゾーノ)」「米技心」など、米菓購買層を拡大するための新しいスタイルの米菓にも挑戦していく考え。 2…続きを読む
三幸製菓の23年9月期決算は、売上高475億円で着地。足元の12月までの業績は、計画を若干上回るペースで推移している。一方、今期は主力既存ブランドをリニューアルし、季節性を踏まえたフレーバー展開や環境に配慮したパッケージ変更など、ブランドの付加価値向…続きを読む
亀田製菓の23年4~12月は、前期末の価格改定における想定外の需要の高止まりにより欠品が生じる逆境からのスタートとなった。しかし、10月以降は立て直し、価格改定の効果も見え始め状況は好転。24年春・秋は、引き続き重点4ブランドとなる「亀田の柿の種」「…続きを読む
23年の米菓市場規模は、全日本菓子協会推定の出荷金額ベースで2720億円。前年から4%減で、出荷量の減少に沿った形だ。 一方で各メーカー目線ではそれぞれ年初から動きにばらつきはあるものの、総じて「好調」と口を揃えている。総務省の家計調査によると、1…続きを読む
食品需給研究センター調べで23年1~12月の生産量は、前年比4%減の20万3933t。前年が代替需要による異常値だったことに加え、夏場の猛暑も影響しているとみられ、特に下期は低調が続いた。その中でもばらつきがあり、各社おつまみ需要に応えた商品などは健…続きを読む
米菓業界では、三幸製菓の工場火災に端を発した代替供給に追われていた22年から一変し、23年は同社が生産を再開、状況は大きく改善した。下期には供給もおおむね正常化したことにより、それまで製造に追われていた各社に余力が生まれ、新商品展開やプロモーションな…続きを読む
サンポー食品では、23年8月にロングセラー品「ごぼう天うどん」を「三宝だし本家 博多ごぼう天うどん」としてリブランディング。CM効果もあり、刷新後は九州内外で配荷が増えた。仕様は全般的に変更、特にスープは大きく変えた。九州らしさは維持しつつ、他エリア…続きを読む
五木食品の主力商品は乾麺だが、このほか包装麺といわれるロングライフ(LL)麺も柱の一つになっている。九州では即席麺が商品化される前から数多くのメーカーが存在。生タイプのうどんは大きな市場を形成していた。だが、50年以上を経てその多くが淘汰の歴史を刻ん…続きを読む
マルタイは2月、伸びるサラダ麺市場への対応も見据え、「野菜宣言おからサラダ麺チキン風味」を発売した。同品は、06年に同社が皿うどん界に新たな食べ方として提案した「サラダ麺」の新商品。ターゲットは野菜不足を感じている層だ。森永乳業の「シールド乳酸菌M-…続きを読む
徳島製粉は2月に「金ちゃん飯店焼豚ラーメン」をリニューアルし、24年の一押し商品としてアピールしていく。従来品のイメージを残しつつ、より濃厚な味にブラッシュアップすることで、消費者に一段高い満足感を訴求する。国産小麦を100%使用した麺は弾力の強い食…続きを読む