つゆ商品は、夏場が大きな需要期となっている。近年では夏の暑さは特にその程度が顕著に表れる。今年の夏も暑くなるという予測も聞かれ、この傾向はしばらく続く可能性がある。暑さが増せば増すほどに、食欲を維持するのが重要となる。そのような中、食べやすい涼をとる…続きを読む
つゆ商品には濃縮とストレートがある。九州で特に需要低下が顕著なのがストレートの方だ。特に九州メーカーでは、終売に踏み切る動きも目立ち始めた。 そのような中でも、依然として根強い人気を集めるのが、ヤマエ食品工業の「高千穂峡つゆ」シリーズと唐船峡食品の…続きを読む
九州地区のつゆ動向として、容量別に見ると、300ml、400mlなどの中容量レギュラーサイズ、500ml、800ml、1000mlといった大容量サイズがある。これだけ容量の種類が広がった背景には、消費者の用途スタイルの多様化がある。割安感のある大容量…続きを読む
九州エリアにおけるつゆ市場は、市場全体では厳しい状況が続く。そのような環境下、長く地元に根付いてきた地域メーカー、他エリア展開の強みも生かした全国メーカー双方が、それぞれ智恵や工夫を凝らし売場を形成。低価格志向が強い地域だけに、価格以外の価値を提案す…続きを読む
●おもしろい商売できる環境に 「コロナが明け、外食は全般的に好調だ。卸部門は値上げの効果もあるが、客先の回復や市場の盛り上がりで業績は良い。原料、光熱費、資材とあらゆるものが値上がりしている。それに対応して従業員の給与も上げていかなければならない。…続きを読む
ハグルマは今季、和歌山県産じゃばらの風味を生かしたドレッシングを発売した。主要原料やエネルギーのコスト高対策として、前期から商品数の集約で生産効率を追求する同社だが、同時に国産原料の特徴を生かした商品の販売や開発も強化。「国産野菜・果実使用」シリーズ…続きを読む
高橋ソースの業績は、価格改定の浸透と物量の回復により、売上高は前年比20%増と順調な推移だ。 家庭用はコロナ禍で本格化させたEC販売が定着し、一定のリピーターを確保するなど「カントリーハーヴェスト」やオーガニック系商品など同社のこだわり商品がファン…続きを読む
コーミの24年3月期のソース部門売上高は前年比4%増で着地する見込み。主力商品の「こいくちソース」は微減だったが、ちびちゃん(160ml)、500mlは前年を上回り、300mlは同2桁増と好調に推移した。 人気キャラクター「すみっコぐらし」をパッケ…続きを読む
イカリソースの24年3月期業績は増収となったもよう。価格改定を23年2月に実施したが現在までに物量が回復し、売上げは順調に推移した。「THE大阪」シリーズなどでソースのヘビーユーザーの若返りに努め、前期は大阪のソースメーカーらしさを出した川柳コンテス…続きを読む
創業100周年を昨年春に迎えたオリバーソースは、ユニークな商品開発力や「どろソース」ブランドの魅力発信に努めている。発売30年超となる「どろソース」で次世代ファン育成を狙う。TikTokの直近コンテンツは約50万回再生、若年層への浸透が着実に進んでい…続きを読む