マリンフードが独自開発した代替チーズ「スティリーノ」の業務用販売が好調だ。チーズより安定的かつ安価な提供が可能なことに加え、チーズの食味や物性を高度に再現した品質の高さから原料としての出荷量も伸長している。今秋には「スティリーノ」を活用した家庭用製品…続きを読む
協同乳業の23年度チーズ類販売実績は、価格改定の影響もあり、金額ベースでは前年比7%増、重量ベースでは同3%減で着地した。クリームチーズは売上高で前年を下回ったものの、サワークリームとカッテージチーズは上回った。迎えた24年度は、2月に刷新した「生乳…続きを読む
六甲バターは、今年9月に発売15周年目を迎える「Q・B・Bチーズデザート6P」のさらなる成長に向け、「まるで、ケーキ屋さんのスウィーツ」をコンセプトにした新シリーズの展開を開始する。複数のフレーバーを合わせて創り出した斬新かつ繊細な味わいで高付加価値…続きを読む
宝幸ロルフ事業部は24年度下期、スモーク、ベビー、カップの主力アイテムに加え、「そのまま使えるチーズソース」を新ジャンルとして定着させていくことに注力する。業務用チーズで培った技術を生かし、新しい食べ方を訴求する。伸長基調の「チーズドルチェ」の新味や…続きを読む
森永乳業は、生活環境に応じた食卓の変化を見極め、需要を喚起するタッチポイントの創出を進める。「クラフト 小さなチーズケーキ」では、中心コンセプトをあらためて発信することで「失敗しない」消費を刺激。下期も食シーンを広げる新たなアイテムを上市する。今年で…続きを読む
明治は24年度下期、「明治北海道十勝」ブランドで企画品を投入、市場に「ワクワク感」を喚起し、物量回復に向けて買上点数アップを図る。市場が低迷気味のカマンベールに刺激策を投じ、新たな楽しみ方を提案。若年ユーザー獲得を進め、消費拡大を目指す。 23年度…続きを読む
雪印メグミルクは24年度下期に向けて、日本のチーズ食文化に新たな食シーンを根付かせ、市場の底上げへの貢献を図る。チーズソースでは家庭での常備調味料としての立ち位置獲得を目指し、リニューアルと新商品投入を実施。プラントベースフード(PBF)からも新たな…続きを読む
エフ アール マーケティングの2023年業績は、メーカー出荷ベースで前年を下回った。値上げによる回転の低下で、冬場の受注が苦戦。「ル・ルスティック」ブランドもマイナス推移となった。24年は、イタリアの「マウリ」ブランドから唯一の洞窟熟成ゴルゴンゾーラ…続きを読む
日本マイセラは24年度、全方位での施策展開方針を継続し、特徴ある多彩なラインアップでチーズ市場の裾野拡大を目指す。 業務用ではコモディティー系商材での攻勢を強めると同時に、差別化アイテムの提案を推進。小売向けにも細やかな営業活動を継続し、エンドユー…続きを読む
東京デーリーの23年度チーズ販売業績は、価格改定の影響が想定より大きく、売上高・数量ともに前年を下回った。ただし、下期からセミハード、ハードタイプなどは回復基調にある。今期も引き続き主力品の販売拡大と育成商品の訴求に注力。 新商品では好調のおつまみ…続きを読む