ドラッグストア(DgS)業界は、持続して店舗数を拡大させつつ、それに勝るペースで売上げを伸ばしている。店舗の大型化がその要因であり、上位チェーンへの集約ペースも年々加速している印象だ。チェーン別の売上高で1兆円を超える企業は、前年の1社から3社に増え…続きを読む
コスモス薬品の24年5月期売上高は、前5月期に比べ1373億円増の9649億円だった。業界屈指の出店ペースで3桁の純増を継続、今期の売上高は1兆円突破を計画する。横山英昭社長は、ローコストオペレーションの強みが可能にする価格競争力と、その集客力に自信…続きを読む
ツルハホールディングス(HD)は、前24年5月期業績で初めて売上高が1兆円と突破し、収益力の強化を図る。好業績をけん引した好調な食品はPB商品の開発も加速する。ウエルシアホールディングス(HD)との経営統合に向けた協議も着々と進める。(山本仁) ●…続きを読む
ウエルシアホールディングス(HD)は新経営トップに就いた桐澤英明代表取締役社長を中心に新体制がスタートし、スピード感を持って変化への対応に挑戦する。改装にも迅速に着手するほか、PBの強化やWAON POINTの掲示率の向上を加速する。(山本仁) ●…続きを読む
●セルフメディケーション貢献に期待 8月30日~9月1日まで開催した第24回JAPANドラッグストアショーにおいて来場者の投票で決める「食と健康アワード2024」のグランプリに日清食品の「完全メシブランド」が選ばれた。セルフメディケーションへの貢献…続きを読む
日本のドラッグストア(DgS)業界は23年度、売上高9兆2000億円、店舗数2万3000店と10兆円産業を射程に生活者の健康を支える社会的インフラとして成長を続けている。機能性表示食品制度の一部改正の動きの中で、さらなる成長を図る上でセルフメディケー…続きを読む
●「松茸ごはん」は2合分で再登場 江崎グリコの「炊き込み御膳」シリーズは「とり五目」「鶏ごぼう」2品の具材感をアップし、8月6日にリニューアル発売した。昨年休売した「松茸ごはん」もマツタケの形と量にこだわり、口いっぱいに広がるうまみと風味はそのまま…続きを読む
●「松茸の味」で活性化 ヤマモリの釜めしの素商品群の前期(24年3月期)売上高はほぼ前年並みで着地した。22年8月の大幅リニューアル(価格体系変更)により、4~8月は前年比ビハインドが生じたものの、秋以降に売上げを挽回した。 前期は「旨みだし」シ…続きを読む
●「1合用混ぜて作る」でも「とり」「五目」 丸美屋食品工業は今期1~7月、売上げを前年比2%増と伸ばして順調に推移している。主力の「とり釜めしの素」「五目釜めしの素」が安定成長し、「鶏めしの素」などの「めしの素」シリーズも好調だった。今秋は炊き込ま…続きを読む
釜めし・炊き込みご飯の素は今上期、前年実績並みで推移して健闘している。直近ではコメ不足が喧伝されるほどのコメ人気で需要が安定。値上げの販促減で拡販機会が減っているが、簡便・時短の商品力、3合向け300円弱からの経済性、具だくさんの健康価値は健在。注目…続きを読む