◇業務用一次卸トップに聞く ◆東亜商事・岡修一専務取締役食品事業本部長 業務用一次卸トップの東亜商事が来年の創業70周年を前に転換点を迎えている。物流の2024年問題や労働需給構造変化を背景に、メーカーの二次卸に対する継続的なフォロー体制が揺らぐ…続きを読む
●4~6月消費額2兆円を突破 インバウンド消費が空前の盛り上がりをみせている。日本政府観光局(JNTO)の集計によると、訪日外国人旅行者数は今年3月から4ヵ月連続で300万人を上回り、6月は単月過去最高の313万5600人を記録した。前年比で51.…続きを読む
2019年の働き方改革関連法の施行から遅れること5年、ドライバーの時間外労働規制が遂にスタートした。4月1日以降、長時間労働と低収入で担い手の不足が深刻化していたトラックドライバーなどに年最大960時間の上限規制が全面的に適用されている。これに伴う国…続きを読む
2023年度の業務用食品卸売市場規模は前年比14.5%増の3兆9507億円で着地した(本紙推計)。同年5月の新型コロナウイルス感染症の感染症法上の扱いの5類移行に伴う人流回復とインバウンド需要の復活に加え、原料コストプッシュによる業務用食品全般の販売…続きを読む
◆変わる労働需給、進む店舗新陳代謝 付加価値高めて持続的成長軌道へ 昨年5月のコロナ5類移行を契機に急回復を示していた外食・業務用卸流通業界だが、今年のゴールデンウイーク明けあたりから再び風向きが変わってきた。インバウンド消費が過去最大の盛り上がり…続きを読む
ピエトロはパスタソース市場全体に対し、コロナが5類移行した後、需要は落ち着きつつも高止まりしているとみる。特に価値訴求型商品が好調な点は、一つの特徴ととらえている。味へのこだわりは同社の強み。これを生かし、さらなる拡販に努めているところだ。 一方で…続きを読む
奥本製粉の1~6月のパスタ販売状況は、数量ベースで計画比・前年比ともにやや上回っている。業務用パスタカテゴリーの数量増加が要因。一方、家庭用パスタカテゴリーが前年並みで折り返す。 商品別動向で見ると、家庭用のロングパスタは前年比微増で推移するも、シ…続きを読む
エスビー食品のパスタソース23年度実績は、「まぜるだけ」シリーズが前年比11.4%増と好調に推移したことなどで同7.4%増の95億4000万円となった。 8月からは人気の「予約でいっぱいの店」シリーズをリフレッシュし「予約でいっぱいの店 THE P…続きを読む
ハチ食品の手軽でボリューム感ある大容量パスタソース「たっぷりパスタ」シリーズが好調を維持している。「たっぷりパスタ」は前3月期で前年比25%増と絶好調を期し、30億円シリーズに成長。中でもシリーズ全16種類をけん引する「たっぷりミートソース285」は…続きを読む
創味食品は今秋、レンジアップ要らずのあえるタイプのパスタソース「あえるハコネーゼ」をたらこ、ジェノベーゼ、ペペロンチーノの3フレーバーで発売する。 「包材費を中身に注ぐ」をコンセプトに中高価格帯レトルトパスタソースで外箱なしをスタンダードにした「ハ…続きを読む