スーパー黎明期から第一線で指揮を執り、経営者として群を抜く実績を残してきたアークス横山清社長が、5月に社長を退任し代表権のある会長に就任する▼論旨明快な発言と有言実行の姿勢、高い知見と見識、懐の深さ、カリスマ性を備えた同氏の人間力に引かれる業界人も数…続きを読む
子どもの好みで「恐竜超伝説2劇場版ダーウィンが来た!」を見に行った。6600万年前の地球。大古の大陸で多様な進化をとげた恐竜たち。そのサバイバルヒストリーを、CG映像で再現している▼そんな恐竜を襲ったのが隕石衝突。火災や爆風などで命を落とした恐竜も多…続きを読む
葉桜の緑もあざやかな季節、まさに春満開といったところだが、ふと気がつけばそうめんシーズンが目前だ。本紙では今年も「全国麺類特集」を発行し、市場動向や産地情報、各社近況のすべてを一冊に詰め込む。5月末発行を目指し鋭意制作中だ▼先日取材した京都の選別機メ…続きを読む
閉鎖空間の食事は脳に食わす--。「南極の料理人」として知られる和食料理人、篠原洋一氏は、11日に松本市で行った長野県食品問屋連盟主催の講演会で、南極で得た極意をこう述べた▼オーロラに憧れて、二度にわたり調理師として南極観測隊に参加した篠原氏。「基地で…続きを読む
「信ぴょう性のあるマッチングアプリやな、貴女の仕事」。何気ない会話の中で発した言葉に、長らく知る同世代女性社長がそう返した▼「記者」の意味を調べると、記事の取材・執筆や編集に携わる人、筆者とある。ただ、企業や人との接点が増えると、文筆時間は意外に少な…続きを読む
最近一番驚いたニュースといえば、ニューヨークタイムズ紙が世界の旅行先「2024年に行くべき52ヵ所」で、山口市が3番目に選ばれたことだ▼父親の仕事の関係で小学5年から中学2年まで山口市に住んでいたのでなおさら驚いた。国宝瑠璃光寺五重塔や陶芸工房、湯田…続きを読む
地元兵庫県の春の風物詩といえばイカナゴの新子(稚魚)漁だ。播磨灘では3月11日に漁が解禁されたが、深刻な不漁で同日に終漁となり、今季の漁はわずか一日で終わった▼生のイカナゴの稚魚を醤油、砂糖、ショウガなどで甘辛く煮た佃煮「イカナゴのくぎ煮」は、瀬戸内…続きを読む
4日、佐渡島で業務用食品卸・ネオテイクの展示会が開かれる予定だ。テーマは人手不足対策▼一大観光地の佐渡島は世界遺産認定も控え、今は「北陸割」も追い風になっている。大竹光彦社長によれば、円安による国内旅行回帰の恩恵もあるそうだ。展示会テーマの飲食業・宿…続きを読む
私が好きな袋麺の一つにイトメン「チャンポンめん」がある。1963年発売開始のロングセラー商品で、エビと椎茸のだしを使ったあっさりスープが無塩製法麺の魅力を引き出しているのが特徴。熱烈なファンも多いと聞く▼なのにSMの店頭にあまり置いていない。伊藤充弘…続きを読む
あの記録が破られる日が来るとは思わなかった。3月7日に再発防止勧告が出た日産自動車の下請法違反事件。部品業者への支払代金の不当な減額は30億円に上り、日本生協連の違反記録(総額約26億円)を12年ぶりに更新した▼最近の公取委の動きは注目に値する。凄絶…続きを読む