23年の世界の動きは、地政学リスクの顕在化や高まり、景気後退、物価高騰、為替の変動、異常気象による農産物の不作など、「食べもの」へ大きな影響を与えました。 不二製油グループの23年を振り返りますと、グループ憲法のビジョン改定、高付加価値製品へのポー…続きを読む
新型コロナの影響から落ち込んだ砂糖需要は、21砂糖年度には回復の兆しを見せておりましたが、22砂糖年度は、ほぼ横ばいの175万tにとどまりました。昨年5月に新型コロナの感染法上の取り扱いが2類から5類に移行し、観光やインバウンド需要の回復等、経済活動…続きを読む
兵庫県手延素麺協同組合は2024年、価格に見合った価値を追求する方針だ。これまで以上に「品質」を重視した製品づくりが不可欠との認識を示し、SDGsの観点から、地産地消で環境に配慮した「手延ラーメン」のような高い付加価値のある新商品でもアピールしていく…続きを読む
23年の世界情勢を振り返りますと、ロシア・ウクライナ問題の長期化に加え、イスラエル・パレスチナ情勢などにより世界の分断はより強まり、また、高いインフレ率が世界経済の懸念材料となるなど、不透明さに拍車がかかった一年となりました。 日本国内においては、…続きを読む
長きにわたって世界中を席巻し、内外の経済に大きな打撃を与えた新型コロナウイルスの影響も、5類移行以降ようやく収れんの方向が見え、ポストコロナの新たな時代を迎えています。 コロナ禍が続いた、この数年において、私ども植物油業界をはじめとした食品産業は、…続きを読む
◇J-オイルミルズ・佐藤達也代表取締役社長執行役員CEO 23年を振り返ると、原材料コストが良化したことに加え、油の価値に見合った適正価格での販売や、継続的なコストダウンへの取り組みが功を奏し、今期はコロナ禍や原料高の影響を受ける前の20年3月期の…続きを読む
◇全日本コーヒー協会 アドバイザリーボード家庭用レギュラーコーヒー部会 柴田裕氏 旧年中は「全日本コーヒー協会アドバイザリーボード家庭用レギュラーコーヒー部会」に対し、格別のお引き立てを賜り、心より厚く御礼申し上げます。 さて、昨年の国内における…続きを読む
私たちニチレイグループは、長期経営目標「2030年の姿」の実現を目指し、さらなる成長を続けていきます。そのためにグループの総合力を発揮し、社会的価値と経済的価値の向上を実現していくことが求められています。昨年制作した企業CMのキーメッセージ、Sust…続きを読む
冷凍食品について業務用は、外食、旅行に関連する業態などでは急速な回復がみられます。一方、家庭用は、価格改定もあって売上金額的には前年を上回っているとみられますが、経済状況を反映して数量的には前年を下回って推移しているとみられます。そのほか、外食店の人…続きを読む
昨年は新型コロナウイルス感染症が5類に移行され、4年ぶりとなるイベントがさまざまな形で再開され、経済活動はほぼ元の形に戻りました。海外からの訪日外国人も昨年10月には2019年同月比でコロナ後初めて増加となり、円安効果も相まってインバウンド需要は20…続きを読む