◆適切な売価設定は大前提条件 国内スイーツ・ベーカリー市場では、社会が平常に戻りイベント再開などの追い風が吹く一方、国際情勢に端をなす原料環境悪化の継続対応に加え、訪日外国人向けの情報発信のあり方の見直しなど、取り組むべき課題は多い。食品屈指のし好…続きを読む
洋生菓子大手のモンテールでは、スイーツに関する同社調査結果を詳細にまとめた「スーパー・コンビニ スイーツ白書」を毎年発表。今春発表された24年度版では17年連続で「シュークリーム」「プリン」がよく買うスイーツの1位、2位となったほか、働き方が異なる4…続きを読む
◇洋菓子メーカー・チェーン店の基本戦略 ●VIリニューアルも寄与 2023年の不二家の洋菓子事業は、洋菓子店のビジュアルアイデンティティー(VI)を刷新し、店舗および包装資材・一部製品におけるパッケージデザインリニューアルを実施。また、6月には初…続きを読む
◇洋菓子メーカー・チェーン店の基本戦略 ●二極、三極化戦略が奏功 山崎製パンの前期(23年12月期・単体)洋菓子部門実績は、売上高1135億円、前年比3.8%増と好調に着地した。21年10月に実施した価格改定の影響による減収となった22年度から一…続きを読む
◇一押し製品 森永乳業は24年度、製造工程の効率化や最終商品の単価アップなど、ユーザーの課題に寄り添う提案を進めていく方針だ。乳業メーカーならではの素材提案で、コスト上昇に悩む製菓アイテムの高付加価値化などを支援する。 賞味期限の延長や冷凍耐性と…続きを読む
◇一押し製品 リボン食品が1月に発売したポーションタイプの冷凍ダマンド生地「イージーダマンドボール」の人気が高まっている。専用タルトに入れて焼くだけでダマンドタルトを作れる利便性の高さから、「作業負担を抑えつつ品揃えを充実させたい」とする洋菓子店や…続きを読む
◇一押し製品 竹本油脂が手掛ける「製菓用 太白胡麻油」の2023年の累計出荷重量は、食料品全般の値上げに伴い、安価な代替商品への切り替えが起きたことなどで、前年比2.7%減となった。ただ、製菓・製パン業界では同商品への評価が高いことから、同社のほか…続きを読む
◇一押し製品 雪印メグミルクは24年度、コンパウンドクリームの「レフレール10」を中軸に訴求していく。乳業メーカーならではの生乳を多く配合した設計で、ミルク感の強い味はもちろん、高いオーバーランや適度な保形性などの機能面で評価が高まっている。洋菓子…続きを読む
◇一押し製品 丸源飲料工業は、24年春夏の業務用デザート商戦に向けて新商品を提案。IQFカットフルーツでは、既存のメキシコ産マンゴーに加えて「ペルー産のマンゴー20mmカット」を、市場開拓中のメロンでは「南アフリカ産ハネジューメロンダイス」を上市す…続きを読む
◇一押し製品 ニップンは、スイーツ・ベーカリー業界向けに「2023モバックショウ」への出展と同時に作成した販促ツール(製菓製パン関連資材紹介動画とコンセプトブック)を活用して、継続したプロモーションに取り組んでいる。 製品面では、本格ピッツァ用に…続きを読む