最新のテクノロジーで革新を起こす企業が相次いでいる。金融業界ではフィンテック、教育業界ではエドテック、食品業界ではフードテック、農業ではアグリテックといわれている。今回紹介するのは、英国のアグリテック企業である「Deep Branch Biotechn…続きを読む
食品表示の理解は難しい…日々の買い物で悩む消費者のためのスマホアプリ「Yuka」はフランスを含む欧州9ヵ国、米国、カナダ、オーストラリアにも展開し、4年間で2100万人のユーザーに使用される人気アプリとなった。サービス概要、消費者の反応、食品業界へ与え…続きを読む
南北に長い日本では、多様なテロワールの中で多くのブドウ品種が栽培されワインが作られている。その中でも日本ワインに大きな影響をもたらしている日本固有ブドウ品種「甲州」が、数々の国際的なコンクールの受賞を経て海外でも注目される存在となっている。 国際的なワ…続きを読む
最近、“罪深いパン”すなわちギルティーパンの人気が高い。多くのパン屋やカフェにて“キケン”な“罪”が売られている。しかし、食べている人の顔は満足気でうれしそうだ。そう、幸福にさせることが本当の“罪”深さなのかもしれない。罪深いギルティーパンは、カロリー…続きを読む
フランスでは2020年春から3度のロックダウンが行われ、夜間外出禁止令の最も強化された時期では午後6時以降は外出禁止だった。その影響で、フランス人の生活様式や食の消費行動にも変化があったようだ。 多様なカット済み野菜を冷凍 コロナ禍での変化の1つが冷凍…続きを読む
日本人にとってなじみ深い伝統的な食材の海藻。今イタリアでは、気候変動や第三世界の人口増加などによる今後の食糧問題を解決するための「未来食」の1つとして、海藻が注目されている。栄養素が豊富で、保存が容易、そして栽培が比較的容易であるのが大きな理由だ。 低…続きを読む
コロナ禍におけるハンバーガー専門店の強みについて、その豊富なバリエーションと、店側と客側の関係性から見たラーメン店との類似について前回のコラムで述べた。個人店からチェーン展開の店、イートインからテークアウト、食事需要からスイーツ狙い、ファストフードから…続きを読む
今年2月、紅茶ブランドや高級食材の販売で有名な英国の老舗百貨店フォートナム・メイソンがフォアグラ購入を中止するというニュースが大きな話題となった。(※現在あるフォアグラの在庫はセールで販売中)なぜ、高級食材を扱う老舗デパートがフォアグラの購入を中止した…続きを読む
かねてから検討された「ミルワーム」のヒトへの食用原料の認証が、4月に欧州連合(EU)で正式に行われた。この認証により、今後のタンパク質供給源への新しい可能性が開ける。日本では、無印良品の「コオロギせんべい」が話題になったことが記憶に新しいが、日本各地の…続きを読む
ハンバーガーが元気だ。マクドナルドが1971年に銀座に国内1号店をオープンしてから約50年。紆余曲折はありながらも、コロナ禍において売上げ減の外食店が多い中、ハンバーガー専門店は続々と開店している。その強みは何なのか。 出店しやすいバリエーション ハン…続きを読む