欧州有数の農業国オーストリアは、酪農品でほぼ自給を達成している
ヒラノ・マッシュルーム社はコソボ北部で、1日最大8tの椎茸を日本の技術で栽培
◆高品質果物などに可能性 音楽の都といわれるウィーンを首都とするオーストリアは美しい景観やウインタースポーツで有名であるが、欧州有数の農業国でもある。農林水産業のGDPに占める割合は1.5%にすぎないが、酪農品についてはほぼ自給(自給率=牛乳162%、食肉110%、チーズ95%、卵83%、バター77%)を達成。さらに穀類も94%の自給率である。 一方、野菜と果物の自給率はそれぞれ60%と49%にとどまっており、日本からの高