世界に羽ばたく日本の食 外務省「食産業担当」現地ルポ(8)米国 ミレニアル世代に情報発信
和歌山県産富有柿のテストマーケティング
大使公邸で岐阜県産飛騨牛の味噌焼きを提供
●多様性が特徴 米国は、人口3億2200万人の巨大な購買力を有する世界最大の食市場である。さまざまな人種・民族を抱えることから大都市では多様な食文化が存在し、世界的な流行の発信地である東のニューヨーク、食べられない日本食はないとまで言われるほどに日本食が普及している西のロサンゼルス、米国政治の中枢であるのみならず、有名レストランガイドのザガットが昨年全米で最もホットなフードシティーと認めた首都ワシントン、今後の日本食普及が大いに期待される内陸部の諸