農林水産省と民間企業は、ミャンマー政府との政策対話を通じてビジネス環境整備に取り組んでいる
●日本産牛肉を輸出 政府が2016年5月に策定した農林水産業の輸出力強化戦略において、ミャンマーは主要対象国に位置付けられている。11年の民政移管後、急速に市場開放を進めるミャンマーは、5000万人以上の人口を擁し一定の市場規模を有することに加え、巨大市場である中国、インドにも隣接する将来的に有望な市場といえる。政府目標である19年までの農林水産物・食品輸出額1兆円達成に向けて、潜在的な需要の掘り起こしが求められている。