酒類流通の未来を探る

◆酒類流通の未来を探る:新制度、難局面迎え正念場 次の一手に期待

酒類 特集 卸・商社 2019.09.21 11944号 01面
今秋にはアジア初開催となるラグビーW杯。インバウンドの増加と酒類の消費アップに期待がかかる

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日本生まれのホップを使ったビール造りをきっかけに、キリンとサッポロのビール大手2社が前代未聞のタッグ

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10月1日に実施となる消費増税。ポイント還元など関連施策により業界は対応に追われる

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「令和」への改元を記念し、創業130周年を迎える日本盛がしぼりたての生原酒を特製升で振る舞った

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 ●消費動向、不透明な一年
 初夏の明るい雰囲気の中、「令和」への改元を迎えた19年。酒類業界では、日本酒を中心に改元記念商戦で予想以上のにぎわいをみせた。一方では「試練の年」とも言われる今年。市場環境を年間で考える場合、従来にも増して難しい局面を迎えている。
 17年6月の改正酒税法の施行により新制度がスタート。当初は順調に見えたが長引くデフレ環境下、市場の競争原理に押される格好で早いところでは同年秋には、小売業から卸への見積

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