「ビミサン」で唐揚げを味付け。用途提案に力を入れ料理の楽しさも伝えていく
地元の山梨県や長野県で高いシェアを誇る、テンヨ武田の「ビミサン」。昨年で発売60周年を迎えたロングセラーは、大手メーカー製品との競争でポジションが揺らぎつつある。「つゆでどう生きて行くか、問われている局面」と武田信彦社長。カテゴリーの大手寡占化が進む一方で「『地域の味』が付加価値として受け入れられる市場環境も整い始めており、その強みを販路開拓につなげたい」考えだ。
競合が過熱する背景には、地域市場で拡大するナショナルチェーンの攻勢があるが、「そうい