塩特集

塩特集:味食研 10年ぶりに設備大改修 既存技術で新領域開拓も

調味料 特集 2021.08.16 12276号 13面

 味食研(木葉裕章社長)は今期(22年7月期)、10年ぶりとなる塩関連整備を大改修する。対象は焼成後の塩をふるうシフターや焼成炉のバーナーといった主要設備のほか、シーラーなどの関連設備。塩事業は設備劣化が早く手間がかかることに対し、木葉社長は「参入障壁が高く、事業展開に集中できる利点もある」と話す。実際に、将来性を見込む小袋商品が市販向けプライベートブランドに採用されるなど新領域の開拓が着実に進んでいる。
 同社は結晶塩の「ソフト塩」と微粒で付着性に優

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