全国小売流通特集2023
全国小売流通特集：垣根越えて新価値を共創 非競争物流は協働の動き
首都圏SM物流研究会の発足の記者会見。SM4社が連携して2024年問題解決へ大きな一歩になった。左から服部哲也サミット社長、本間正治マルエツ社長、川野澄人ヤオコー社長、岩崎高治ライフコーポレーション社長
昨年9月のイオン九州とウエルシアホールディングスの合弁会社イオンウエルシア九州の設立の記者会見。SMとDgSを融合した新業態開発に挑戦する。柴田祐司イオン九州社長（左）と松本忠久ウエルシアホールディングス社長
セブンーイレブン・ジャパンとイトーヨーカ堂の「SEJ・IY・パートナーシップ」による今年2月の中華フェアの記者発表。多分野で協力する取組みで、8月には新コンセプト店を開店する予定。青山誠一SEJ商品本部長（左）と荒谷一徳IY食品事業部長
食品小売をめぐる経営環境は厳しさを増している。アフターコロナに本格的に移行し、変化するニーズへの対応に迫られ、物価高による消費への悪影響、原料高や電気料金の高騰などコスト増、競合激化に加え、2024年問題など課題は山積している。そうした難局の中で、非競争分野の物流では企業で協働する取組みが出てきた。一方、店づくりや商品など競争分野では異業態の企業が垣根を越えて融合した店づくりに乗り出すなど新価値を共創する時代に入った。
トラックドライバーの労働時間が規制される2024年問題
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全国小売流通特集2023
小売小売流通は、コロナ禍の間は棚上げになっていた部分もある2020年代の構造的な課題にあらためて直面している。それは人口減少社会においていかに成長機会を見いだしていくかであり、団塊世代から徐々に交代していく消費の主要層にど […]
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