全国小売流通特集2023
全国小売流通特集:コンビニエンスストア業界動向=コロナ後の変化つかめ
ローソンが6~7月に行った創業祭でも増量商品に注力。昨年来の値上げの中、増量でお得感を打ち出す企画が増えた
アバターが接客する「グリーンローソン」は近未来のCVSの姿を示した新型店。冷食の強化やモバイルオーダーなど商品やサービスも先進的で、再生プラの活用やフードドライブなど環境配慮にも重点を置いた
リテールメディアで先行するファミリーマートはデジタルサイネージや販促物を活用して成果を上げている
CVS主要6社の23年2月期通期業績・24年2月期通期業績予想
◆新たな成長に挑戦も
2023年のコンビニエンスストア(CVS)は5月から新型コロナウイルスの感染症法上の分類で2類相当から5類に変更され、外出機会のさらなる増加や訪日客需要の高まりなど人流の活発化は前年以上に客足に追い風になるのが見込まれる。アフターコロナへ移行する中、変化するニーズや継続する値上げに対応した商品・販売戦略が問われる。再成長に向けた新型店開発、新事業への挑戦も進める。さらに24年の物流問題も喫緊の課題だ。(山本仁)
●人流回復が追い風
日本フランチ
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全国小売流通特集2023
小売小売流通は、コロナ禍の間は棚上げになっていた部分もある2020年代の構造的な課題にあらためて直面している。それは人口減少社会においていかに成長機会を見いだしていくかであり、団塊世代から徐々に交代していく消費の主要層にど […]
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