ベイシアは価値訴求を強化するにあたり、ブランド名を刷新
通常店にもビオラルコーナーの導入が進む(ライフ川崎塚越店)
スーパー各社の商品戦略は、PBの役割が一段と大きくなっている。かつてのような価格志向への対応策というより、他店では購入できない差別化商品として、グロサリーや日配部門にとどまらず、生鮮部門のPB化が進んでいる。差別化を追求する中で、企業の経営姿勢をPBに反映させる動きも顕著になりつつある。おいしさや品質、低価格への工夫だけでなく、生産活動や環境のサステナビリティに配慮することが、PB開発の要件として重要になっている。(宮川耕平)