包装もち特集

農産加工 2019.11.13
包装もち特集

 包装もち市場は、成熟したマーケットながら比較的安定して堅調に推移している。18年度の市場規模は微増の350億円強(本紙推計)だった。今年は食品需給研究センター調べの生産量だけ見ると1~8月で5.9%増。冬に偏りがちなもち需要期だが、生産の平準化による生産効率向上の取組みや、業界挙げての喫食機会通年化の提案が徐々に浸透した。そうはいっても秋冬に最需要期を迎えるもち業界。今年も市場活性化のために、時代のニーズにマッチした形状や容量などを開発コンセプトに盛り込み、新商品を相次いで投入。一歩踏み込んだ具体的な用途提案や、小容量化による時短・簡便にも対応。特に、消費税が外食で10%に増税される中、内食回帰をチャンスととらえ、鍋物など食シーン創出に向けて各社多彩な提案を実施する。安定した需要を維持していくために、伝統食の良さを残しつつ、新たな挑戦も見られる。(山本大介)