野菜・野菜加工特集
健康志向や家庭内食傾向の高まりを背景に、加工を含めた野菜ビジネスが盛り上がりをみせている。健康性を訴求するパブリシティー効果で、スプラウト(発芽野菜)が販売好調。そうした中、村上農園では家庭用の「ブロッコリースーパースプラウト」、業務用では「マイクロハーブ」、またカゴメは「高リコピントマト」に注力するなど、健康基軸商品としてのポテンシャルを生かした戦略を採っている。(佐藤路登世)
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◆野菜・野菜加工特集:食べ方と機能性訴求が鍵 健康志向・家庭内食で市場盛り上…
農産加工 2022.09.09健康志向や家庭内食傾向の高まりを背景に、加工を含めた野菜ビジネスが盛り上がりをみせている。健康性を訴求するパブリシティー効果で、スプラウト(発芽野菜)が販売好調。そうした中、村上農園では家庭用の「ブロッコリースーパースプラウト」、業務用では「マイクロ…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:農水省Webシンポジウム 若い世代の野菜摂取増テーマ
農産加工 2022.09.09●20~40代、不足目立つ 農林水産省は8月31日の「野菜の日」にちなんで、摂取不足が特に目立つ「若い世代の摂取量を増やす」をテーマにwebシンポジウムを8月31日に開催した。最新データに基づく野菜の重要性や、官民の多様な取り組みを紹介。スペシャル…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:タキイ種苗・野菜の日の調査 コロナ禍契機に摂取増加
農産加工 2022.09.09●不足を意識する人は30.3%に 消費者の約6割が「野菜の値上がりを実感」する一方で、約2割が、「コロナ禍を契機に、野菜を多く食べるようになった」とし、健康志向の高まりが野菜摂取に影響している。これは、タキイ種苗が、8月31日の「野菜の日」に合わせ…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:カゴメ 丸ごと使用メニュー提案強化
農産加工 2022.09.09カゴメは、下期、主力の「高リコピントマト」のさらなるユーザー拡大を目指す。家族が集まるシーンに向けた、トマトを丸ごと使用したメニューの提案を強化する。また、生鮮トマトの調達量が増加する冬には、ディズニーキャラクターをデザインした商品展開で、幅広い世代…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:エスビー食品 ハーブや有機品で市場リード
農産加工 2022.09.09エスビー食品の21年度の生鮮ハーブ事業は家庭用が内食化の拡大で安定して推移したことに加え、業務用で大容量タイプが伸びたことでトータルは前年を上回った。家庭用では、クレソンなどの袋形態やパクチーの大容量形態などハーブ単品タイプが伸長した。生鮮のパクチー…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:サラダクラブ 加熱用カット野菜 新たな柱に成長戦略描く
農産加工 2022.09.09キユーピーグループでパッケージサラダのトップメーカーであるサラダクラブは加熱用カット野菜を事業の新たな柱とする成長戦略を描く。加熱用カット野菜は市場シェアからみて伸びしろは十分にある分野。さまざまな商品を開発しながら成功パターンを探る方針。加熱用カッ…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:マルコーフーズ カップ入り「国産長芋とろろ」 冷凍チルド…
農産加工 2022.09.09マルコーフーズは9月上旬、家庭用の冷凍チルド商品として「国産長芋とろろ(カップ)」「国産長芋味付とろろ(カップ)」の2品を新発売。コロナ禍で、美容・ダイエットや免疫力アップのためにバランスの良い食生活や適度な運動などによって腸内環境を整える「腸活」が…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:三和食品 ネギなど国産化への需要応える
農産加工 2022.09.09三和食品のカット野菜などの野菜加工事業は、外食チェーンへのカット青ネギなど導入が進んだことでカット野菜関連が前年比2桁増と伸長した。また、大根おろしやとろろなども好調に推移し、全体として同社の野菜加工事業は着実に成長している。 ネギなどのカット野菜…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:サラダコスモ 1人用鍋向けカット野菜注力
農産加工 2022.09.09モヤシとスプラウト、カット野菜の3本柱で展開するサラダコスモは今秋、野菜を手軽にふんだんに食べることができる鍋料理に着目。健康プラスアルファの提案として、お一人さま向け鍋用カット野菜に注力する。売場が秋物商材に変わる1日、「カラダに芽ぐみ」シリーズを…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:タキイ種苗 荷傷み少ない「ボルト」 生産・流通で利点
農産加工 2022.09.09◆種苗・生産法人・JAの取組み タキイ種苗の新品種玉ネギ「ボルト」が生産者の間で注目されている。21年に新発表した「ボルト」は、4月下旬から収穫できる早生種で、玉じまりの良さが特徴。春玉ネギは食味が良く辛み成分も少ないが、早熟で水分含有量が高いため…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:トキタ種苗 「ラディッキオ・キオッジャ」次期トレンドへ
農産加工 2022.09.09◆種苗・生産法人・JAの取組み 今やヨーロッパ野菜は、レストランだけでなくスーパーにも並び、すっかり身近な存在となっている。大きく貢献しているのが、トキタ種苗の「グストイタリア」プロジェクトで、09年に結成。イタリア野菜を日本の気候風土に合わせて品…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:こと京都 九条ネギを主役に食べ方提案
農産加工 2022.09.09◆種苗・生産法人・JAの取組み 京都伝統野菜の九条ネギの本来の魅力を伝えたいと農業生産法人「こと京都」は今秋、一般家庭への食べ方提案を強化する。九条ネギを約5cmの棒状にカットして便利な使い切りサイズにした「いっぴんねぎ」を発売し、好きな具材と一緒…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:JA大阪泉州 水なす浅漬け ネットで個人客増
農産加工 2022.09.09◆種苗・生産法人・JAの取組み 大阪・泉州名物「水なす」の産地のJA大阪泉州は、生産者所得向上につながる浅漬けの加工にいち早く取り組み、自前で運営する農産物直売所「こーたり~な」の看板商品となる一方、販路を全国に拡大。最近ではインターネットを通じた…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:京阪HDグループ グッドネイチャーステーション 自然・人…
農産加工 2022.09.09「GOOD NATURE STATION(グッドネイチャーステーション)」は、京阪ホールディングス(HD)のグループ会社として19年12月、京都河原町にオープンした、食料品や雑貨類のセレクトショップやレストラン、ホテルが揃った複合型商業施設だ。運営は…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:ASTRA FOOD PLAN 非可食部を新食材に 過熱…
農産加工 2022.09.09◆注目企業 わが国の食品ロス量は年間約570万tに上り、国連による世界の食糧援助量の約1.4倍に上る驚きの数字だ。だが、野菜の芯や皮、ヘタなど非可食部を含む廃棄物総量は2531tと、可食部ロスの4~5倍に及ぶ隠れ廃棄物が存在している。この問題解決に…続きを読む
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野菜・野菜加工特集:村上農園 マイクロハーブ好調 料理人からの評価高い
農産加工 2022.09.09◆注目企業 村上農園は、豆苗やカイワレ大根などの発芽野菜のほか、「ブロッコリースーパースプラウト」や「マルチビタミンB12かいわれ」など機能性野菜の開発・販売を通じて、新しい野菜のジャンルを開拓。一般家庭に広く支持されている。 業務用では、プロの…続きを読む