新春特集2023第2部
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◆新春特集第2部:新春インタビュー=新井ゆたか消費者庁長官 消費者像は世界規…
総合 2023.01.012022年7月1日に消費者庁長官に就任した新井ゆたか氏は、農林水産省時代には、表示・規格課長、食品産業企画課長、食料産業局長、消費・安全局長を歴任、農林水産審議官を務めた際は、国連食料システムサミット(21年9月23~24日、オンライン開催)も担当し…続きを読む
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新春特集第2部:2023年業界展望=食品卸売業 効率化追求は重要局面
卸・商社 2023.01.01◆求められる価値訴求戦略 食品卸業界は足元ではコロナ禍による市場の変化や国際情勢の変動に伴う急激なコストアップ、中長期的には人口減少や地方の過疎化の進行など、対応すべき課題が山積みだ。いよいよ来年に迫った「2024年問題」ではドライバー不足による食…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=国分グループ本社・國分晃社長
卸・商社 2023.01.01国分グループ本社(國分晃社長)は、第11次長期経営計画の価値創造目標達成に向け取組みを続けている。3年目の今年は「食の価値創造の実践と循環」を掲げ、社内に潜在する暗黙知・形式知を皆で共有できるノウハウ=実践知として現場での活用に力を注ぐ考えだ。 ●…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=三菱食品・京谷裕社長
卸・商社 2023.01.01三菱食品は、食ビジネスを通じた持続可能な社会の実現を重点テーマに推進。デジタル活用の機能向上や地域創生、海外戦略、サステナビリティ重点課題の解決といった多様な打ち手を通じ市場の活性化を目指す。京谷裕社長に展望を聞いた。 ●持続可能な社会実現 多様な…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=日本アクセス・佐々木淳一社長
卸・商社 2023.01.01日本アクセスの佐々木淳一社長は22年を「コストアップとの戦いだった」と振り返る。23年は値上げ浸透・コスト対策に加え介護分野など新規ビジネスへの挑戦に取り組む意向を示す。今期始動の第8次中計達成に向け、さらに経営戦略の中身を磨いていく考えだ。 ●中…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=伊藤忠食品・岡本均社長
卸・商社 2023.01.01伊藤忠食品(岡本均社長)は今期、中期経営計画「Transform2022~領域を超えて~」の最終年度を迎える。コロナ下で推進してきたデジタルサイネージ・惣菜・物流の重点3分野に磨きをかけ、次期中計へとつなげていく。 ●重点3分野磨き上げ 次期経営計…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=三井食品・柴田幸介社長
卸・商社 2023.01.01三井食品の柴田幸介社長は、今年の経営環境は来る「2024年問題」への備えの本格化など、対応すべき課題は山積みと指摘。重点戦略に掲げる物流力や差別化機能の強化、業務生産性の改善の三つを遂行し、難局を乗り越える構えだ。 ●3つのテーマに尽力 MRHシナ…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=加藤産業・加藤和弥社長
卸・商社 2023.01.01加藤産業はつなぎの役割を果たす方向性は変わらないものの、変化対応という大枠の中でやるべきことを通じ、グループのさらなる総合力の発揮につなげていく。自社ブランド商品はコンセプトを明確にし、商品育成に注力していく。加藤和弥社長に今期の展望を聞いた。 ●…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=トモシアホールディングス・荒木章…
卸・商社 2023.01.01トモシアホールディングス(HD)は今年の創立10周年の節目をとらえ次世代へ向けた新中期経営計画を始動する。荒木章社長は「組織へさらに魂を込めるための新中計を打ち出す」と計画の一端を示し節目の年に大きな飛躍を目指したい考えだ。 ●新中計始動、魂込る …続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=日本酒類販売・倉本隆社長
卸・商社 2023.01.01日本酒類販売は事業領域を広げながら新たな価値を生み出す成長戦略に挑戦する。今期、創業以来初となる中期経営計画を始動。中計2年目を迎える今年、「卸事業を磨き上げつつ、新分野にチャレンジする」と語る倉本隆社長に話を聞いた。 ●新分野にチャレンジ 新たな…続きを読む
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新春特集第2部:2023年業界展望=業務用食品卸 値上げ効果で回復期待
卸・商社 2023.01.01◆求められる付加価値向上 ●コロナ前80~90%水準に 世界的なコロナ禍からの経済の回復、ロシアのウクライナ侵攻などによりエネルギーコスト、食材費が高騰した。テレワークの普及によるオフィス街の人出が戻らないことや、人手不足などにより、ファミリーレ…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=トーホー・古賀裕之社長
卸・商社 2023.01.01トーホーは3ヵ年中計の最終年度に大きくかじを切る。23年春に60年超の歴史を持つ食品スーパー事業の譲渡を予定し業務用食品卸に特化するグループへ転換する。コロナ禍に企業体質を磨きブランド力をさらに高める決意ができたという古賀裕之社長に話を聞いた。 ●…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=ヤグチ・萩原啓太郎社長
卸・商社 2023.01.01ヤグチの2023年5月期業績は6~10月まででコロナ前95%と回復基調で推移している。月によっては「コロナ禍前を上回る月も出てきている」と明るい兆しを見せ始めている。22年8月30日付で新社長に就任した萩原啓太郎氏に現状と23年の展望などを聞いた。 …続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=カクヤス・佐藤順一社長
卸・商社 2023.01.01カクヤスグループの23年上期連結決算は、売上高前年比45.8%増の537億9700万円、営業損失6億8400万円。通期は黒字化に転じる見込み。グループの核を担うカクヤスの佐藤順一社長(カクヤスグループ会長)に同社の状況などを聞いた。 ●「三層物流」…続きを読む
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新春特集第2部:2023年業界展望=中食 サステナ実践は不可避 値上げ避けら…
惣菜・中食 2023.01.0123年の中食市場は、原材料価格の高騰に加え、為替の円安、エネルギーコストの上昇により、値上げが本格化することになりそうだ。22年の上期は、コロナ禍での行動制限がなくなり、外出機会が増えたものの、内食需要の底堅さに支えられて平均売上げは前年比2~3%増…続きを読む
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新春特集第2部:2023年業界展望=スーパー コロナ下で新需要萌芽
小売 2023.01.01◆売上げ伸ばす重点分野 スーパー各社の22年度業績は、総じて既存店が前年売上げを超えず、減益基調で推移している。家庭内に偏重していた食事機会が変化し、仕入れ原価・光熱費が高騰したことが主な原因だ。外部に起因する経費増が緩和される見通しは立たず、消費…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=ヤオコー・川野澄人社長
小売 2023.01.01ヤオコー(川野澄人社長)は、価格対応と売場提案の両軸でシェア拡大を図る。子育て世帯をターゲットにした価格施策で顧客ベースを1.1倍に広げ、商品開発力と個店主体の提案力で1.1倍の需要を創造する。これを掛け合わせた「2割強い店づくり」戦略を進める。 …続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=サミット・服部哲也社長
小売 2023.01.01サミット(服部哲也社長)は20~22年度の今中期経営計画で定性的な評価に手応えをつかみ、次期23年度からの次期中計では数値目標を設定し、筋肉質の経営を目指す。MD(商品戦略)も商品の魅力度の向上にあらためて取り組み、部門間の連携強化も進めて売場構成を…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=セルコチェーン・井原實理事長
小売 2023.01.01セルコチェーンは、海外からの技能実習生の受け入れや、店長・部門主任の育成セミナーなど、コロナ禍で中断していた活動が再開している。リモート会議の環境が整ったことで、商品会議を初の全国規模で開催、交流の機会が広がった。井原實理事長に話を聞いた。 ●情報…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=全日食チェーン・平野実全日本食品…
小売 2023.01.01全日食チェーン(本部=全日本食品)は今期、第12次3ヵ年計画の2年目、1年目に開講した研修「全日食塾」による全日食チェーンの理念の再確認に手応えをつかんだ。加盟店と本部の団結力を強め、商品力追求や物流改革、節電対策などで前進すると本部となる全日本食品…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=日本生協連・藤井喜継代表理事専務
小売 2023.01.01◇日本生活協同組合連合会・藤井喜継代表理事専務 日本生活協同組合連合会は、年初から全国の地域生協とくらし応援全国キャンペーンを展開する。また若年層の獲得や高齢者向け事業の充実を進め事業基盤の強化を図る。藤井喜継代表理事専務は「食品市場が減少する中、…続きを読む
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新春特集第2部:2023年業界展望=コンビニエンスストア 再構築に向け挑戦続…
小売 2023.01.01◆新たな収益源探る コンビニエンスストア(CVS)は事業構造を再構築すべく挑戦が続く。各社とも商品開発に磨きをかけるとともに、デジタル技術を活用した実験的な取組みやアプリの活用やサイネージなどによる店舗のメディア化など新たな収益源を探る動きも活発化…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=ローソン・竹増貞信社長
小売 2023.01.01ローソン(竹増貞信社長)は国内コンビニエンスストア(CVS)事業を成長軌道に乗せる。顧客の日常生活に入り個店主義の取組みを加速する。そのためエリアカンパニー制で地域の特性を把握し、変化に素早く対応して地域密着を図る。 ●国内成長軌道乗せる 地域特性…続きを読む
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新春特集第2部:23年トップは語る成長戦略=ミニストップ・藤本明裕社長
小売 2023.01.01ミニストップは今年を「攻めの一年」と位置付け、構造改革の成果を全店に広げる。店舗オペレーションを合理化し、店内加工FFの計画的な製造とCVS業務の遂行を高いレベルで両立させる。合わせて既存店の活性化を進め改革の効果を販売につなげる。藤本明裕社長に話を…続きを読む
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新春特集第2部:2023年業界展望=ドラッグストア 鍵握る顧客獲得と育成
小売 2023.01.01◆食品は不可欠な存在へ 2023年のドラッグストア業界を展望するに当たり、ドラッグストア業態の持続可能性から考えてみる。そもそも持続可能性は環境問題に対する警告的な意味合いで35年前ごろからに使われ始めた言葉であるが、その後ビジネス界で企業の存立基…続きを読む
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新春特集第2部:2023年食品経営者・有識者アンケート 急激な変化に対応 価…
総合 2023.01.01日本食糧新聞社・日食動向調査室は、22年11月中旬から12月前半にかけて、食品界経営者・有識者アンケートを実施した。各社の回答は、ウクライナ問題以降の国際情勢の急激な変化や、コスト増の続く調達環境にいかに対応していくかに関心が集まっている。キーワード…続きを読む