コーヒー・コーヒー用クリーム特集
国内のコーヒー市場はここ数年、レギュラーコーヒー(RC)を中心に社会的なコーヒーに対する関心や知識の高まりで、国内消費の伸長を継続してきた。現在は一服しているが、コーヒーに対する嗜好(しこう)の多様化や高度化は進み、家電量販店での大型展開など新たな変化が起きている。加えて、従来は産地やブレンド、焙煎(ばいせん)などに対する興味や知識の高度化に対応する提案が主だったが、現在は「コーヒーポリフェノール」などを主とする“コーヒーの持つ健康や美容機能”の訴求が目立つ。このカラダの健康に加えて、ITを活用したココロの健康への対応、社会課題となっている睡眠不足や睡眠負債解決への取組み、ロボットカフェなどによる人手不足の解決など、コーヒーを活用した新たな取組みが始まっている。「モノ消費」と「コト消費」がコーヒー市場でも顕著になっているといえるだろう。(本吉卓也)
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◆コーヒー・コーヒー用クリーム特集:新たな体験や楽しみ方へ提案加速
飲料 2019.09.20国内のコーヒー市場はここ数年、レギュラーコーヒー(RC)を中心に社会的なコーヒーに対する関心や知識の高まりで、国内消費の伸長を継続してきた。現在は一服しているが、コーヒーに対する嗜好(しこう)の多様化や高度化は進み、家電量販店での大型展開など新たな変化…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:家電量販店にもこだわりコーヒーの波
飲料 2019.09.20●エディオンなんば本店 生豆25種扱い、その場で焙煎も 【関西】今年6月に大阪市中央区にオープンした家電量販店のエディオンなんば本店は、旗艦店として専門性を深めた商品展開と体験を通じた販売を強化している。中でも特徴的な売場が5階のコーヒー豆・珈琲焙…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:ワタル・小澤志朗顧問 コーヒー生豆内外市況
飲料 2019.09.20コーヒー生豆国際市場の今年上期の相場状況や今後の展望をワタルの小澤志朗顧問に分析してもらった(9月11日現在)。 ◆世界の需給バランス、19/20年はほぼ拮抗 ブラジル輸出増加 アジアの消費拡大に注目 〈海外市場〉 ◇19年1~9月NYC市況 …続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:味の素AGF スティックの価値訴求に注力
飲料 2019.09.20味の素AGF(AGF)は、同社の強みとなるスティックの価値をさらに高める戦略に注力するとともに、拡大するパーソナルインスタントコーヒー(IC)市場に注力する。新たな試みとして、9月から、北海道の珈琲店「森彦」(アトリエ・モリヒコ)と協業したレギュラー…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:ネスレ日本 「プレミアム」など3本軸に展開
飲料 2019.09.20ネスレ日本はこの秋冬、「プレミアム」(バリューアップによる新規ユーザー獲得)、「パーソナル」(マシンなどシステム浸透加速・個包装タイプ拡大)、「エブリウェア」(家庭外での飲用機会拡大)を軸に、注力する。 「プレミアム」戦略の一つとして、1984年9…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:キーコーヒー 創業100周年の思いを形に
飲料 2019.09.2020年に創業100周年を迎えるキーコーヒーは、この秋冬テーマに「創業100周年『伝統』と『進化』」を掲げる。100周年を記念し、レギュラーコーヒー(RC)「SINCE(シンス)1920」シリーズを立ち上げ、第1弾となる新商品「BLEND No.100…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:UCC上島珈琲 気分に合わせ選びやすさ提案
飲料 2019.09.20UCC上島珈琲はこの秋冬、店頭で自分に合ったコーヒーを選びやすくするため、製品パッケージに印字されたQRコードにスマートフォンなどをかざすだけで、好きなコーヒーが見つけられる「味覚マップ」や「おいしいコーヒーの淹れ方」などの提供を9月から順次開始して…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:萩原珈琲 アイス用ボトル詰め「摩耶ブレンド…
飲料 2019.09.20【関西】萩原珈琲は昨秋の創業90周年を機に発売した「摩耶ブレンド」で夏季限定クラフトボトルを発売=写真。地ビールならぬ、地コーヒーで地元灘区を盛り上げながら、30年後ものれんが守れる健全運営への仕組みづくりをはじめ、春からは社内環境整備と働き方改革を…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:片岡物産 「京都ブレンド」で日本らしさ表現
飲料 2019.09.20片岡物産が展開しているドリップコーヒーのパイオニアブランド「モンカフェ」は、日本らしいコーヒーを表現した新ブレンド「『モンカフェ』京都ブレンド」を新発売している。 日本を代表する歴史的都市の京都市は世帯当たりのコーヒーの消費量が全国1位(総務省統計…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:日本珈琲貿易 マイルド志向を啓発
飲料 2019.09.20【関西】日本珈琲貿易の19年10月期上半期は生豆では前期に引き続き、プレミアム品の動きが鈍化したが、量販向け汎用(はんよう)品が堅調で物量は増加。相場安と2期連続の好調反動を受けてもまずまずで推移している。市場でスペシャリティー支持が一段落している中…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:小川珈琲 基幹品をリニューアル
飲料 2019.09.20【関西】小川珈琲は今期、発売20周年を迎えた主力家庭用商品「小川珈琲店」シリーズの、すべての原料を同社専用豆「ARK」に刷新。新たに2商品を加えた5種のブレンドで、1日に全国発売した。 同社は生豆の選定と調達で、求める味わいに合致かつ継続した提供が…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:石光商事 コーヒーバッグ年2億杯超目指す
飲料 2019.09.20【関西】石光商事の20年3月期第1四半期のコーヒー・飲料部門業績は売上高前年比9.7%減の28億4200万円、売上総利益4億8500万円(同4.9%減)の厳しい立ち上がりとなった。一方で、コーヒーの最需要期に向けてコーヒーバッグの製造ラインを強化。増…続きを読む
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コーヒー・コーヒー用クリーム特集:コーヒー用クリーム 苦戦打破へ間口拡大
飲料 2019.09.20家庭用のコーヒー用クリーム市場はダウントレンドが続き、インスタントクリーミングパウダー(ICP)は、インスタントコーヒー(IC)に引っ張られ減少傾向が続く。ICP市場の18年度(18年4月~19年3月)は、前年比7~8%減の約70億円で着地したとみら…続きを読む