本格焼酎特集
日本酒造組合中央会がまとめた19年(1~12月)の本格焼酎課税移出数量は、40万9023klとなり前年の42万5309klと比べ3.8%減だった。引き続き減少傾向にはあるが、減少率は前年比で小さくなった。原料別でみると「芋」が18万2170kl(構成比44.5%)で前年比4.1%減。「コメ」は3万4569kl(同8.5%)で同4.9%減。「麦」は17万1223kl(同41.9%)で同3.1%減。「そば」は7994kl(同2.0%)で同8.4%減。以下、その他となる。
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◆本格焼酎特集:炭酸割り、本格焼酎へ誘引 各社、提案商品投入目立つ
酒類 2020.05.11日本酒造組合中央会がまとめた19年(1~12月)の本格焼酎課税移出数量は、40万9023klとなり前年の42万5309klと比べ3.8%減だった。引き続き減少傾向にはあるが、減少率は前年比で小さくなった。原料別でみると「芋」が18万2170kl(構成比…続きを読む
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本格焼酎特集:原料別動向=芋 高まる“果実の香り”
酒類 2020.05.11構成比が最も大きい芋製焼酎の19年課税移出数量は、前年比4.1%減の18万2170kl(構成比44.5%)だった。県別では、宮崎が同1.7%減(10万4453kl)とほぼ前年並みをキープ。鹿児島は同7.5%減(7万0358kl)と苦戦している。なお、…続きを読む
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本格焼酎特集:原料別動向=麦 全国メーカーが新銘柄
酒類 2020.05.11麦製焼酎の19年課税移出数量は、前年比3.1%減の17万1223kl(構成比41.9%)だった。主産地大分県は8万6831kl(1.4%減)、福岡県は3万7080kl(1.2%減)とほぼ前年並みを確保した。この点は特徴的な動向だ。 三和酒類は大きな…続きを読む
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本格焼酎特集:原料別動向=コメ 商業施設に発信基地
酒類 2020.05.11コメ製焼酎の19年課税移出数量は、前年比4.9%減で3万4569kl(構成比8.5%)だった。最大産地である熊本県では、1万1384klで前年比3.3%減となり、昨年に比べ減少率が改善している。 トップメーカーの高橋酒造は、「謹醸しろ(金しろ)」「…続きを読む
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本格焼酎特集:原料別動向=そば 愛飲者に根強い支持
酒類 2020.05.11そば製焼酎の19年課税移出数量は、前年比8.4%減の7994kl(構成比2.0%)となった。主産地で見ると宮崎県で同16.8%減の5536kl、福岡県で1.6%減の2102klだった。 トップブランド「雲海」を持つ雲海酒造は、女優・吉田羊を起用しプ…続きを読む
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本格焼酎特集:原料別動向=その他 「奄美黒糖焼酎」輸出へ
酒類 2020.05.11酒かす、ごま・黒糖といった主要4原料以外の本格焼酎は、19年課税移出数量で前年の1万3631klに比べ4.1%減の1万3067kl(構成比3.1%)となった。 中心的な原料はごま製。これについて製法特許をとり、専業で展開するのが紅乙女酒造だ。同社で…続きを読む
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本格焼酎特集:霧島酒造 五つの味わい最大限に 「黒霧島 EX」訴求
酒類 2020.05.11霧島酒造は、19年度売上げが前年並みに推移したとしている。引き続き、特に訴求を強めているのが「黒霧島 EX」。同社独自の「デリシャス・ペンタゴン製法」で江夏順吉先代社長が追い求めた「あまみ・うまみ・まるみ」、黒霧島の特徴である「トロッと」「キリッと」と…続きを読む
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本格焼酎特集:薩摩酒造 黒白波が「杜氏代表」受賞 新しい世界を広げる
酒類 2020.05.11薩摩酒造は、薩摩焼酎「黒白波」が令和元酒造年度鹿児島県本格焼酎鑑評会で「杜氏代表」を受賞した。同鑑評会は本格焼酎の酒質向上を目指して、同酒造組合が開催している。 「杜氏代表」は、原料の特性、香り、味を総合的に評価し、優れた製造技術を持つ製造者に与え…続きを読む
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本格焼酎特集:宝酒造 「一刻者」ブランド強化 独自の軸で存在感
酒類 2020.05.11【関西】宝酒造は、全量芋焼酎「一刻者」のブランド力強化とともに、本格焼酎の炭酸割りを家庭でも手軽に楽しんでもらうことで、「本格焼酎RTD市場」の拡大を目指す。「マネのできない“独自の軸”」路線を展開して、他社とは異なる差異化技術で独自ポジションを構築…続きを読む
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本格焼酎特集:三和酒類 Webコンテンツ公開 女性の視点生かす
酒類 2020.05.11三和酒類は、19年実績について前年分を確保できたとしている。昨年9月から今年1月にかけては、「いいちこ」40周年キャンペーンを実施。同キャンペーンは、いいちこパックの25度、20度(それぞれ1800mlと900mlの両方)を購入し応募した人の中から、…続きを読む
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本格焼酎特集:雲海酒造 新業態にも「木挽BLUE」 九州外への拡販を
酒類 2020.05.11雲海酒造は昨年6月、芋焼酎を価格改定した。2007年に各社で値上げが相次ぐ中、自社努力で価格をなんとか維持してきたが、原料高騰が続きやむを得ず改定に踏み切った。1社単独での値上げはリスクある判断だったが、流通各社の理解と協力を得ることで乗り切れたとし…続きを読む
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本格焼酎特集:高橋酒造 「白岳KAORU」発売 “香る酒”に新銘柄
酒類 2020.05.11高橋酒造は昨年、「白岳KAORU」を発売した。同品は、料理をおいしく味わうことにこだわる「白岳」の技術を生かし、食卓に華を添えようとアロマを加えた本格米焼酎。穏やかなうまみ、食欲をそそるアロマ、程よい甘さが特徴だという。同社では、「焼酎独自のクセが気に…続きを読む
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本格焼酎特集:本坊酒造 「あらわざ桜島」が堅調 プロモ展開手応え
酒類 2020.05.11本坊酒造では、「あらわざ桜島」の売上げが堅調に推移する。同品は、黄金千貫を原料に特許「磨き蒸溜」で仕上げた本格芋焼酎だ。蒸溜もろみに対流をおこす独自技術を採用している。「家飲み」需要の高まりもあり、パックの構成比が上がってきているという。昨年から大迫…続きを読む
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本格焼酎特集:浜田酒造 「だいやめ」右肩上がり IWSC受賞が弾み
酒類 2020.05.11浜田酒造は、昨年「隠し蔵」発売25周年という節目の年にちなみ、愛顧に対する感謝を伝える記念サイトを開設した。25周年キャッチコピーは、「ついでいる。酒を、想いを。」と設定。メーンビジュアルのイメージは、世代の異なる2人が「隠し蔵」を楽しむ場面にした。…続きを読む
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本格焼酎特集:田苑酒造 「田苑 ENVELHECIDA」プロモ第2弾 “オン…
酒類 2020.05.11田苑酒造は月日を重ねて試行錯誤した末、18年9月に同社初となる樽貯蔵芋焼酎「田苑 ENVELHECIDA」を発売した。同品に関しては、百貨店などで試飲会を実施する中で、地道に支持を広げ育てている。これまでにない切り口で挑んだプロモーション動画は反応が…続きを読む
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本格焼酎特集:紅乙女酒造 漫画家コラボが奏功 ごま焼酎認知度アップ貢献
酒類 2020.05.11紅乙女酒造は昨年5月、「紅乙女STANDARD」で漫画家江口寿史氏とのコラボボトルを発売した。同品が強みとなり、19年度実績を下支えしてくれたという。江口氏自身もSNSで発信したことで、そのファンからの反響が目立った。江口氏のファンに関しては、50代…続きを読む
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本格焼酎特集:小正醸造 好反応の新商品「小鶴 the Banana」
酒類 2020.05.11●幅広い飲み方提案 小正醸造では、19年度実績でリキュールの「小鶴 サワー専用ゆずレモン」が堅調に推移した。ベースは同社独自の単式蒸留器で仕上げた本格麦焼酎。果汁には、鹿児島県曽於市産ユズ果汁、シチリア産レモン果汁を使った。果汁割合20%は大きな特…続きを読む
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本格焼酎特集:老松酒造 樽・長期熟成に注力 高利益商材開発も着手
酒類 2020.05.11老松酒造は20年、強みの「樽熟成麦焼酎」「長期熟成麦焼酎」に注力する。すでに白物麦焼酎「百年浪漫」の樽熟成麦焼酎である「琥珀 百年浪漫」を発売したが、今後は樽熟成麦焼酎や長期熟成麦焼酎の品揃えを大幅に増やす考え。卸や酒販店にとって高利益商材となる商品…続きを読む
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本格焼酎特集:アサヒビール 「金黒」最重点ブランドに タンサン訴求強化
酒類 2020.05.11アサヒビールの焼酎事業は20年も「本格芋焼酎 金黒」を最重点ブランドに据える。炭酸割りの「金黒タンサン」提案を継続し、ブランド力アップと飲用喚起を強化していく。飲食店で好評なイメージキャラクターで女優の壇蜜を起用したPOPは今年からメッセージを刷新し…続きを読む
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本格焼酎特集:中国醸造 “広島”にこだわり 近年は観光土産需要も
酒類 2020.05.11【中国】中国醸造は、本格焼酎「達磨(だるま)」シリーズとして、「本格芋焼酎・達磨・黒麹仕込み・紅あずま」「本格麦焼酎・達磨・黒麹仕込み・六条大麦」「本格米焼酎・達磨・ゆう」などをラインアップしている。そのほか、広島県安芸太田町の試掘トンネルで熟成させ…続きを読む
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本格焼酎特集:八鹿酒造の工程管理 製造現場にIoT技術導入
酒類 2020.05.11八鹿酒造(大分県九重町)は、柳井電機工業と連携し、清酒や焼酎の製造現場でIoT技術を導入している。基本的なスタンスは、「譲れない伝統が生きる工程を守りつつ、情報技術による課題解決が必要な部分は見直しをかける」というもの。 一つが製麹工程での温度管理…続きを読む