健康関連食品特集
健康関連食品特集:特定保健用食品(トクホ) 制度型代名詞としてけん引
●8年連続で6000億円台維持
1991年の発足以降、制度型健康食品の代名詞として市場をけん引してきた特定保健用食品(トクホ)だが、20年は機能性表示食品への移行や高価格帯であるがゆえの下振れ、表示許可件数の減少や一部商品の撤退などもあり、前年を割った。一方、コロナ禍での健康維持・免疫力向上志向や、外出自粛による運動不足を背景とする生活習慣病予防へのニーズ増などで売場は堅持している。
指標となる日本健康・栄養食品協会の2019年のトクホの市場規模は、前年微増の6493億円