ロサンゼルスの懐石料理店でのプロモーションでは、木製弁当箱を使い日本産品を提案した
先進国を中心に新型コロナウイルスのワクチン接種が広がり、経済再開が急速に進んでいる。日本産酒類の輸出金額が過去最高を記録する中、日本貿易振興機構(ジェトロ)は海外の大手バイヤーを開拓し輸出を加速させたい考えだ。海外の経済回復に合わせて需要を取り込むためには「柔軟性が鍵」と語る植杉紀子農林水産・食品部農林水産・食品戦略的商流構築課長に輸出の現状や課題を聞いた。(岡朋弘)
●経済再開、柔軟性が鍵に
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国内酒類業界が歴史的な苦境に陥っている。新型コロナウイルスの感染拡大から1年余りが過ぎる中、繰り返される緊急事態宣言やまん延防止等重点措置により、業務用市場は壊滅的な打撃を受けた。飲食店の倒産や業態転換が相次ぎ、コロナ […]
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