酒類流通の未来を探る

酒類流通の未来を探る:小売最前線=CVS 家飲みへの対応深化 売場拡大や商品力強化

酒類 2021.07.17 12263号 06面
家飲み需要で割り材やウイスキーが好調

家飲み需要で割り材やウイスキーが好調

 コンビニエンスストア(CVS)各社は昨年来の新型コロナウイルス感染拡大が続く中、外出自粛で高まる家飲み需要への対応が深化した。立地別に売場や品揃えを拡充するほか、メーカーと組んで独自商品を開発するなど商品力の強化にも力を入れている。酒税改正はビールの販売に追い風になっている。
 セブンイレブンは最も重点を置いてきた立地別の品揃えを酒類の販売でも展開している。都市型では健康や上質ニーズに対応する一方、郊外型では値頃感や経済性などを重視した品揃えを展開す

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