酒類流通の未来を探る
酒類流通の未来を探る:カクヤスグループ・佐藤順一社長 「まさにペットフード」
◆「なぜペットフード?」ではなく「まさにペットフード」 新たな宅配ビジネスモデル構築へ
創業100周年を迎えたカクヤスは、戦略の軸をBtoBからBtoCへと大きくかじを切った。東京都内中心に半径1.2km圏内に毛細血管のように張り巡らされた「なんでも酒やカクヤス」などの約170拠点が持つ個人飲食店向けの配送を業務用センター、サテライトに集約し、その能力をすべて宅配に振り分ける。コロナ禍による飲食店の時短営業、またはアルコール提供禁止などの規制により