酒類流通の未来を探る

酒類流通の未来を探る:カフェバー経営者、悲痛の声 「酒は悪くない」

酒類 2021.07.17 12263号 04面

 4度目の緊急事態宣言の発令を前に、東京・新宿駅近くでカフェバーを経営するオーナー兼店長の男性は「酒は悪くないのに」と政府の対応にため息を漏らした。「要するに飲み方の問題だ」とコロナ禍の飲酒シーンの論点についてこう話す。
 飲むと大声で騒ぐマナーの悪い客がごく一部でいてそうした客は昼のカフェでも騒ぐと指摘した上で、「騒ぐ客がいれば注意し、それでも直らなければ退店してもらえばいいだけのこと。それができない店舗に対してはじめて“命令”で良いと思う」と語る。

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