酒類流通の未来を探る

酒類流通の未来を探る:日本産酒類の輸出動向 10年連続最高額へ

酒類 2021.07.17 12263号 13面

 新型コロナウイルスの感染拡大などで国内酒類市場が縮小する中、日本産酒類の輸出金額が伸長している。20年の輸出金額は前年比7.5%増の約710億円となり、12年から9年連続で過去最高(11年以前は98年)を更新した。コロナ禍で業務用需要は減ったが、それ以上に家飲み需要が増えたもよう。足元の輸出も好調で、10年連続の大台が見えてきた。(岡朋弘)

 ●コロナ禍でも拡大 ウイスキー、清酒抜き首位

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