関東小売/北関東・新潟新春特集
新型コロナウイルスの影響で非接触が求められる環境が続く中、関東の小売各社はネットスーパーなど宅配ニーズの高まりを受けて物流拠点の整備などで供給能力を強化する動きが活発化している。一方、実店舗での競争環境はドラッグストア(DgS)と食品スーパー(SM)との業態間の競合も激化し、食と健康で提案力を競う試みも出てきた。(山本仁)
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◆関東小売/北関東・新潟新春特集:小売各社、ネットスーパー供給能力強化へ
小売 2022.01.17新型コロナウイルスの影響で非接触が求められる環境が続く中、関東の小売各社はネットスーパーなど宅配ニーズの高まりを受けて物流拠点の整備などで供給能力を強化する動きが活発化している。一方、実店舗での競争環境はドラッグストア(DgS)と食品スーパー(SM)…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:ヤオコー・川野澄人社長 価格訴求と独自性の追…
小売 2022.01.17ヤオコーは、価格訴求と独自性の両軸で競争力の向上を図る。商品・販売施策はEDLP(毎日低価格)とオリジナル商品の強化を同時に進め、店舗フォーマットは提案型の通常店に加え、ディスカウント(DS)型のフーコットの出店を開始した。グループ化したチェーンも対…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:マミーマート・岩崎裕文社長 生鮮強化DSの展…
小売 2022.01.17マミーマートは生鮮を強化したDS(ディスカウントストア)型店「生鮮市場TOP」の展開を加速し、圧倒的な地域一番店づくりを目指す。ローコストオペレーションの確立で運営効率化やDX(デジタルトランスフォーメーション)も推進する。惣菜工場や物流センターなど…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:新潟トピックス=再編進む県内流通業
総合 2022.01.17●佐渡世界遺産登録に期待感 新潟県内の流通業は、小売業・卸業ともに大きな再編が起こっている。SMでは店舗数2位のウオロクと3位マルイが業務提携した。生協はコープデリ連合に加入するコープ新潟とコープクルコが合併し3月に新しく「生活協同組合コープデリに…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:新潟トピックス=アクシアルリテイリング・原和…
小売 2022.01.17アクシアルリテイリングは健康軸の商品戦略に注力する。サラダや魚惣菜、減塩商品などの商品開発、品揃えや売場提案を強化するほか、健康経営も進める。PB(自主企画)商品のデザイン刷新や名物商品づくりなど商品力向上を図る。デジタル戦略ではネットスーパーのサー…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:新潟トピックス=亀田製菓 米菓初の統合報告書
菓子 2022.01.17亀田製菓は昨年12月15日、グループ初となる「統合報告書2021」を発行した。同社のビジネスモデルや目指すべき姿、価値創造に向けた取り組みをまとめた。投資家だけでなく、小売業など取引先、グループ会社を含めた社員、就職活動中の学生など「誰が見てもわかり…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:新潟トピックス=阿部幸製菓 「新潟うどん た…
農産加工 2022.01.17●県産米粉100%麺を提供 新たな食文化発信 阿部幸製菓は7日、新潟県産米粉を100%使用した米粉麺の専門店「新潟うどん たねや」を小千谷市総合産業会館サンプラザにオープンした。新潟の新しい食文化を小千谷(おぢや)から発信する。 同社は柿の種をは…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:新潟トピックス=新潟県漬物工協組 衛生講習会…
農産加工 2022.01.17新潟県漬物工業協同組合は21年12月24日、「衛生講習会」をオンライン形式で開催した。イカリ消毒の新潟営業所を講師に招き、「5S」とHACCPを中心に講義。勉強会を通じて、会員企業の工場内の衛生管理レベルのさらなる向上を図った。 イカリ消毒からは、…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:新潟トピックス=三幸 春の新商品を強化
惣菜・中食 2022.01.17●「至福のめし友」に新味 三幸は2月25日から、好調な「至福のめし友」シリーズで新たに「いかキムチ」を発売し、トップシールをさらに強化する。また、「海藻大フード」シリーズとして「野沢菜わかめ」と「しばわかめ」の2品を投入。ヘルシー茎ワカメとして展開…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:新潟トピックス=ヤスダヨーグルト 「温州みか…
乳肉・油脂 2022.01.17●果肉さのう増やす ヤスダヨーグルトは、春の新商品として3月28日から、果肉つぶ入りみかんソースをプラスし、パッケージを一新した「温州みかん」を発売する。新年度スタートの3月から垂直立ち上げを目指す。 同社の3~8月上期は、前年比3%増となり19…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:新潟トピックス=マルシン食品 「もち料理コン…
農産加工 2022.01.17●地元のおいしさ伝承 マルシン食品は、将来調理師を目指す学生が参加する「第12回もち料理コンテスト」を新潟市のFOOD国際調理製菓専門学校で昨年12月10日に開催した。67人の学生が18チームに分かれて参加。最優秀賞はメーン料理で「エビともちのキム…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:新潟トピックス=佐渡大商 総合卸の使命感を発…
卸・商社 2022.01.17●部門ごとの展示会 22年の佐渡は、観光需要への期待が高まっている。明るい話題は昨年12月中旬段階で、年末年始の宿泊施設予約が好調。22年以降のGoToトラベル再開によってはさらなる来島増加が見込める。加えて、21年12月28日には佐渡金銀山の世界…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:新潟トピックス=玉垣製麺所 「年越しそば」寄…
小麦加工 2022.01.17●老健施設へ 玉垣製麺所は昨年12月の年の瀬に、地元十日町市内の老人保健施設などへ年越し用の「妻有そば」840袋(1680食分)を贈呈した。日頃世話になっている地域への恩返しと、社会貢献の一環として実施。2014年から毎年寄贈し、8年目となる。 …続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:2022新春の抱負=全国餅工業協同組合・佐藤…
農産加工 2022.01.17●SNSで需要拡大策 当組合の包装もち生産量は、2020年6万6000t(前年比8.7%増)で、21年1~10月までの累計では、前年比2.9%減で推移しております。包装もちの需要拡大については、平成22年度から、旧体育の日であった10月10日を「お…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:新潟トピックス=長岡市国際交流協会 留学生に…
総合 2022.01.17●原信の寄付金4度目 長岡市国際交流協会は原信からの寄付金で、市内の留学生に対し食品・菓子・商品券といった生活支援品の配布を行った。20年6月、21年1月、6月に続き4回目。前回からフードバンクながおかと共同で実施。21年12月17日には長岡工業高…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:業務用卸=外食への逆風続くも次のステージへ
卸・商社 2022.01.17日本フードサービス協会が21年12月22日に発表した「2020年外食産業市場規模」は、コロナ禍の直撃を受け、前年比30.7%減の18兆2005億円と約8兆円も落ち込むという衝撃的な数字だった。内訳の概要は、飲食店やホテルの宴会などの「営業給食部門」は…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:ニッカネ・金田陽介社長 「優しく、強い人間」…
卸・商社 2022.01.17ニッカネの21年9月期は前年比約12%増の売上げ202億円と増収増益。念願の売上げ200億円突破を果たした。1975年の創業以来、病院・高齢者施設というコロナ禍の影響を受けにくい業態を主要得意先としていることもあり、いち早く成長路線へと回復した。 …続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:ウルノ商事・宇留野正義社長 卸としてSDGs…
卸・商社 2022.01.17ウルノ商事の今3月期は、コロナ前19年比で微減の推移だ。特に厳しいのが、本社がある茨城県の市場だ。 その要因は、コロナ禍の影響で通常であれば毎年活況を呈する音楽イベント、スポーツ大会などがすべて中止、それに伴い弁当需要が消失した。また、首都圏ほどで…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:関東食糧・臼田真一朗社長 キャッシュレス決済…
卸・商社 2022.01.17関東食糧の前8月期売上高は前年並みの88億円。コロナ前の19年比では約15%減だ。 直近の業態別では、和食(居酒屋)、そば・うどん、仕出し・ケータリング業界は19年比でマイナス。一方、病院・高齢者施設、持ち帰り弁当、焼肉は回復している。特に病院・高…続きを読む
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関東小売/北関東・新潟新春特集:ネオテイク・大竹光彦社長 生産性向上で収益強…
卸・商社 2022.01.17●次世代型製造卸確立へ ネオテイクの22年は「成長成果さらに成長」をスローガンに、業績を伸ばしながら社員一人ひとりの人材も育成していく。大竹光彦社長は「労働集約型からの脱却を図り生産性を向上。次世代型製造卸を確立していく」方針を示す。 21年の新…続きを読む