多くの来場者が詰めかけた新煎茶ラインの実演
蒸された茶葉を手で触って観察する来場者
製茶機械大手のカワサキ機工は11月2~3日、4年ぶりに商談展示会「フェスタKAWSAKI2023」を開催した。茶農家や茶商など業界関係者ら約2000人が来場。自動化や小型化、省エネなどに特化した最新鋭の製茶機械が数多く展示され、多くの関心を集めた。 併せて、同社が前期(23年8月期)から販促に注力しているロータリー蒸機「H-MRW」の実演を行った。導入を検討している多くの関係者らは実際に蒸された茶葉を手で触るなど入念に観察。蒸銅と回転蒸気噴出銅を別
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今年は新茶取引で高値を付けたことに加え、感染対策の緩和で需要拡大が大きく期待された。特に抹茶原料の輸出額は農林水産省の支援などにより伸長が続き、ここに活路を見いだす茶商も少なくない。(宇佐見勇一)
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