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柴原佑也食品本部加工食品部チーフバイヤー
地域性を踏まえながら品揃えした緑茶売場
◇イズミ 柴原佑也食品本部加工食品部チーフバイヤー まず日本茶全体は、大きな伸長が見込みにくいカテゴリーであるのが現状だ。当社は、広島を含めた中四国、九州に店舗を構えている。エリア別にリーフ茶の動向を見るると、例えば九州は煎茶が強い。これに対して、広島は焙じ茶や玄米茶が強い。そうした地域性を踏まえながら品揃えを行っている。 若い世代を中心に、急須を常備していない家庭も増えていると聞く。それもあってか緑茶のリーフは厳しい。一
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今年は新茶取引で高値を付けたことに加え、感染対策の緩和で需要拡大が大きく期待された。特に抹茶原料の輸出額は農林水産省の支援などにより伸長が続き、ここに活路を見いだす茶商も少なくない。(宇佐見勇一)
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