全国緑茶特集2023

全国緑茶特集:イズミ 多様なニーズへ対応 地域オリジナル品で差別化

飲料 2023.12.08 12688号 11面
柴原佑也食品本部加工食品部チーフバイヤー

柴原佑也食品本部加工食品部チーフバイヤー

地域性を踏まえながら品揃えした緑茶売場

地域性を踏まえながら品揃えした緑茶売場

 ◇イズミ 柴原佑也食品本部加工食品部チーフバイヤー
 まず日本茶全体は、大きな伸長が見込みにくいカテゴリーであるのが現状だ。当社は、広島を含めた中四国、九州に店舗を構えている。エリア別にリーフ茶の動向を見るると、例えば九州は煎茶が強い。これに対して、広島は焙じ茶や玄米茶が強い。そうした地域性を踏まえながら品揃えを行っている。
 若い世代を中心に、急須を常備していない家庭も増えていると聞く。それもあってか緑茶のリーフは厳しい。一

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • 全国緑茶特集2023

    全国緑茶特集2023

    飲料

     今年は新茶取引で高値を付けたことに加え、感染対策の緩和で需要拡大が大きく期待された。特に抹茶原料の輸出額は農林水産省の支援などにより伸長が続き、ここに活路を見いだす茶商も少なくない。(宇佐見勇一)

    詳細 >