家庭炊飯が減少する中でも雑穀やもち麦、発芽玄米、玄米などの健康米をコメに混ぜて炊飯する世帯が増えている。インテージの調査では、こうした「健康ご飯の食卓出現率が13年との比較で、1.5~1.6倍まで増加している。(佐藤路登世) ※詳細は後日電子版にて掲…続きを読む
調達難や価格高騰などコメを巡る環境に不透明感が増す中、有力コメ卸の木徳神糧は今期(12月期決算)、生産にまで踏み込んだ原料調達力強化や、自社ブランドの再構築、ビジネスチャンスを迎えるグローバルビジネスへの拡大に取り組み、次期スタートする中期3ヵ年計画…続きを読む
民間のコメ不足が鮮明となった。農林水産省は2月28日、1月末現在のコメの民間在庫数量を230万tと発表。同時期として近年で最も低水準だ。内訳は、集荷業者(年間取扱量500t以上)で前年より48万t少ない180万tにとどまる一方、卸売業者(同4000t…続きを読む
農林水産省が19日に公表した「米に関するマンスリーレポート25年2月号」によると、1月の相対取引価格(全銘柄平均・60kg当たり)は前年比31%、前月比5%高の2万5927円となり、米価がさらに上昇。出来秋から同月までの24年産米平均価格は2万405…続きを読む
民間のコメ不足が鮮明となった。農林水産省は2月28日、1月末現在のコメの民間在庫数量を230万tと発表。同時期として近年で最も低水準だ。内訳は、集荷業者(年間扱い量500t以上)で前年より48万t少ない180万tにとどまる一方、卸売業者(同4000t…続きを読む
日本穀物検定協会は2月28日、「24年産米食味ランキング」を公表した。最高ランクの「特A」が39産地品種にとどまり、40を割り込んだのは13年以来11年ぶり。記録的な猛暑と小雨に見舞われた前23年産米との比較しても4ポイント減少し、夏場の猛暑や豪雨な…続きを読む
大塚食品は、米粒状加工食品「マンナンヒカリ」ブランドからパック飯の「マンナンごはん もち麦・玄米入り(150g)」を3月3日に発売する。希望小売価格は270円(税込み)。 食物繊維製品市場が成長する中、日本人の食物繊維摂取量は成人男女とも目標量に対…続きを読む
サトウ食品は、25年6月出荷分からパックごはん全商品の価格を改定する。17日に発表したもので、同社は昨年12月にも価格を改定。今回、原料米がさらに急騰していることからコスト吸収が困難になり、やむを得ず価格改定に踏み切った。 対象となるのは「新潟県産…続きを読む
木徳神糧の24年12月期は売上高で前年比3.6%増の1189億9800万円、営業利益同15.3%増の23億7700万円、経常利益同15.4%増の24億8500万円、親会社株主に帰属する当期純利益同16.6%増の17億2300万円を計上し、増収増益とな…続きを読む
「コメが当たり前に食べられる未来が揺らいでいる」と某有力コメ卸社長の新年のあいさつ▼昨年8月に売場からコメが消え、新米が出回り、品薄状態は解消されたものの価格が大幅に高騰している。要因について「集荷業者の分散化により、あるべきはずのコメが消えた」と一…続きを読む