22年の農業・食料関連産業の国内生産額(概算値)は、前年比4.7%増の114兆2178億円となった。新型コロナの影響で前年まで2年連続の減少だったが、3年ぶりに増加に転じた。コロナで落ち込んだ外食支出の回復、円安・原料高による生産コスト上昇が影響した…続きを読む
JA全農が来春、米粉事業に本格参入する。JAグループのコメ卸全農パールライスは今9月、グループ初の大規模米粉製粉工場に着工。来年3月をめどに本格稼働開始する。原料米品種と製粉方法にこだわったパンや洋菓子、めんなど新規需要に最適な米粉の製造販売を開始す…続きを読む
モンテールは冷凍スイーツ、アイス市場に参入する。冷凍スイーツ「氷点下のくちどけ・ショコラプチシュー」とアイス「氷点下のくちどけ・シュークリーム風アイス」を4月1日から関東エリア限定で発売する。創業70周年の節目の年に、チルドから温度帯を拡張し、さらな…続きを読む
ヤクルト本社は26日、ポッカサッポロフード&ビバレッジ(ポッカサッポロ)の群馬第二工場の資産取得に関し、両社間で合意したと発表した。10月1日に植物性ヨーグルト事業をポッカサッポロから取得するに当たり、製販一体での事業展開が、両社の事業効率および市場…続きを読む
即席袋麺市場で3食化が進んでいる。日清食品が18日から「日清ラ王」の3食パックを新発売、25日にはサンヨー食品が「サッポロ一番 ご当地熱愛麺」シリーズを3食入りにするなど、主要メーカーからアイテムが充実してきている。世帯人数の減少や単身世帯の増加が進…続きを読む
厚生労働省は19日、乳等省令と食品衛生法施行規則の一部を改正し、ロングライフ牛乳(LL牛乳)の製造に関する規格基準を新設した。国内で約40年前から製造・販売されてきたLL牛乳だが、これまで規格基準がなく、厚生労働大臣の認定を得なければならなかった。業…続きを読む
マルハニチロは25日、紀文食品の株式9.9%を取得し資本業務提携した。両社は02年に水産練り製品事業で業務提携していたが、今回資本を入れることでマルハニチロが強みを発揮する冷凍・常温商品と紀文食品の強みのチルド商流を生かして相互に拡販。共同で新商品開…続きを読む
日本食糧新聞は読者ニーズに応えるため、4月1日から企画報道の充実に努めます。短期的視点と長期的視点から三つの新シリーズと新連載をスタートするほか、従来に増して統計情報を強化します。 ◆新シリーズ (1)「人口減少に向き合う」 本格的な人口減少時…続きを読む
日清製粉グループ本社の24年度(24年4月~25年3月)基本戦略は、「事業ポートフォリオの再構築によるグループ成長力の促進」「豪州製粉事業・インドイースト事業の業績回復施策の推進」「研究開発戦略における目に見える成果の実現」「自動化省人化施策の効果発…続きを読む
Jミルクは21日に臨時総会を開催し、第5期中期3ヵ年計画(2024~26年度)を決定、総会後の記者会見で発表した。計画推進期間を「安定的な需給関係の構築、そして次世代につなげる新たな時代を見据えた3ヵ年」(内橋政敏専務理事)と位置付け、各事業を進める…続きを読む