三和食品のカットネギや大根おろし、とろろなどを主体とする野菜加工事業は国産へのこだわりなどで堅調な業績となっている。特にカットネギと大根おろしが好調に推移した。カットネギは「青ねぎスライス」が大手外食企業でのエリア拡大で大きく伸長し、白ネギと青ネギの…続きを読む
エスビー食品の昨年度の生鮮ハーブ事業は、家庭用、業務用ともに好調に推移し全体でも前年比約3%伸長した。今期に入っても、その好調は持続しており、さらなる伸長が期待される。 単品ハーブでは「バジル」「パクチー」「スペアミント」に次ぐ製品として「イタリア…続きを読む
サラダクラブは、市販用パッケージサラダ市場で約2割のシェアを有するトップメーカー。原料野菜は、約400の産地団体から調達しており、青果分野における国内農工連携のリーダー的なポジションにある。 今期(24年11月期)上期累計の売上高は前年比5%増と好…続きを読む
カゴメの生鮮野菜事業は、同社の強みを生かした「高リコピントマト」や機能性表示食品の「高GABAトマト」などの「健康付加価値型トマト」の成長拡大に取り組む。中玉トマトやミニトマトの喫食者の拡大や需要創造を図る。 「ベビーリーフ」では、「洗浄済ベビーリ…続きを読む
●前期売上成長率30% 岡山に第4工場計画始動 西日本ナンバーワンカット野菜メーカーを目指すフードニアグループの成長速度が加速している。2012年の創業以降、西日本のSM、DgSにカット野菜や惣菜を提供し、3工場を6年で開設、日本農業への危機感から…続きを読む
タキイ種苗が8月31日の「野菜の日」に合わせて実施する「野菜と家庭菜園に関する調査」の結果では、野菜不足を自覚する人は3割以上。要因では「野菜の値段が高いから」が増え、選ぶ際に重視することも「価格の安さ」が「新鮮さ」を抜き首位となるなど、野菜の価値を…続きを読む
健康志向が高まる中、日本人は野菜摂取を重視する一方、時短調理や家族構成人数の減少などで、将来的なカット野菜の市場拡大が見込まれている。そこでフードニアグループは、西日本でナンバーワンシェア達成を目指し、積極的に設備投資を行っている。東日本では、宮城県…続きを読む
ドラッグストア(DgS)業界は、持続して店舗数を拡大させつつ、それに勝るペースで売上げを伸ばしている。店舗の大型化がその要因であり、上位チェーンへの集約ペースも年々加速している印象だ。チェーン別の売上高で1兆円を超える企業は、前年の1社から3社に増え…続きを読む
コスモス薬品の24年5月期売上高は、前5月期に比べ1373億円増の9649億円だった。業界屈指の出店ペースで3桁の純増を継続、今期の売上高は1兆円突破を計画する。横山英昭社長は、ローコストオペレーションの強みが可能にする価格競争力と、その集客力に自信…続きを読む
ツルハホールディングス(HD)は、前24年5月期業績で初めて売上高が1兆円と突破し、収益力の強化を図る。好業績をけん引した好調な食品はPB商品の開発も加速する。ウエルシアホールディングス(HD)との経営統合に向けた協議も着々と進める。(山本仁) ●…続きを読む