永谷園は粉末のFD味噌汁を2桁成長させている。発売50年を超えるロングセラーだが、売場で視認性の高い8袋入り箱で展開して、需要喚起に成功した。増量セールやサンプリングなどで試売を誘い、FDならではの豊かな味わい、湯解けの良い1食1袋の使い勝手が浸透し…続きを読む
スープやデザート系、惣菜アイテムなど多彩な家庭用商品を展開するアスザックフーズ。今秋冬期は、3月にスタートしたスープの新シリーズ「野菜とたんぱく」から9月、「ミネストローネ」の個食タイプ(19.4g、オープン価格)を発売した。 同社の管理栄養士が企…続きを読む
アサヒグループ食品の昨年度のフリーズドライ(FD)家庭用製品売上高は前年比6%減の約157億円となった。昨年度は10食入りの多食形態が好調に推移したが、価格改定や一部製品の休売の影響があった。今年の1~8月は多食形態が引き続き好調で、前年並みに回復し…続きを読む
7月11日、フリーズドライ(FD)メーカー8社が出席の下、2024年度の日本凍結乾燥食品工業会(FD工業会)の通常総会が開催されました。今年で発足から51年を迎えることができましたことは、食品ユーザー各社さま・小売業界の皆さまによるご支援とご愛顧のた…続きを読む
FD成型食品はここ数年、大幅な伸長を続けてきたが昨年度は減少に転じた。22年度の生産食数が前年比2.7%増と拡大幅が鈍化し、昨年度は同6.1%減の6億3099万食となった。この要因はエネルギーや原材料などのコスト増による各メーカーの価格改定や一部製品…続きを読む
日本凍結乾燥食品工業会・会員企業の真空凍結乾燥機の23年度の棚面積は、前年比2.5%増の1万4281平方m。棚面積は、16年度まで6年連続して拡大も、16年以降は3年連続で前年並みだった。19年度は4年ぶりに増加し、20年度はほぼ前年並みとなった。2…続きを読む
日本凍結乾燥食品工業会は今年度通常総会で23年度(23年4月~24年3月)のFD主要生産量をまとめた。同調査は同工業会加盟13社への申告数量を集計したもので、アウトサイダーはカウントされていない。同工業会は毎年、食品産業向けにFD食品のトレンド、ある…続きを読む
凍結乾燥食品市場の近年は、家庭用のフリーズドライ(FD)成型食品を中心に市場を大きく伸長してきた。日本凍結乾燥食品工業会による23年度生産量調査によると、FD成型食品生産食数は前年比6.1%減の6億3099万食に減少した。一方で素材生産量は同4.6%…続きを読む
◇活躍する九州鍋スープ企業 宮島醤油が、鍋物調味料としても強く訴求する商品が、9月1日発売の新商品「赤獅子ぽん酢」「青獅子ぽん酢」の2品。同社では、地域食材を活用した商品を開発し、販売・加工を行う「地産地工(ちさんちこう)」に取り組む。特に苦労した…続きを読む
◇活躍する九州鍋スープ企業 富士甚醤油は、市場全体について主流のスタンドパウチ(ストレート)は、寄せ鍋やちゃんこ、もつ鍋、キムチといったものが中心で、そのほかで珍しいフレーバーもあるといった傾向が続いているとみる。価格帯も、お買い得品と高価格帯でニ…続きを読む