ニチフリ食品は納豆菌が生きた、本格的な味わいの「納豆ふりかけ」を2月から発売し、定番棚への導入が進んでいる。旭松食品に製造委託して、たれいらずで長期保存、控えめなにおい、糸引きという新たな価値を生んだ。カルシウムなどの栄養素4種が取れる「ふりかけエー…続きを読む
田中食品の24年1月期決算は、前年実績増での着地となった。フラッグシップ商品「旅行の友」をはじめ、商品リニューアルを行った「レギュラーふりかけ」シリーズ、添加物を一切使用しない海外向けの新商品「世界の友」などが順調に推移した。今春も昨年に引き続き商品…続きを読む
浜乙女が春夏の新商品として2月に販売開始した「炊かずに雑穀ごはん」の売れ行きが好調だ。食品スーパーやドラッグストアでの導入が徐々に進んでいるほか、日本アクセスが主催する新商品グランプリの加工食品部門で2位となるなど、雑穀ご飯の個食対応ができる今までに…続きを読む
三島食品の23年12月期決算は、売上高139億円と前年を下回ったが、これは売上げの計上基準を変更したためで昨年までの基準だと前年比では2桁増となる。家庭用は、「ゆかり」シリーズがラインアップの強化などにより引き続き好調に推移したほか、業務用に関しても…続きを読む
永谷園の前3月期売上げはお茶漬け、ふりかけがともに前年実績を上回ったとみられる。お茶漬けは子どもの朝に最適と伝える「めざまし茶づけ」が浸透。ふりかけは「おとなのふりかけ」が堅調だった。今期も「めざまし」を推進し、新小学生17万人へのサンプリングなどを…続きを読む
丸美屋食品工業は今12月期も好スタートを切った。実質賃金が下がり続ける景気不安に対し、ふりかけのトップメーカーとして、相対的な経済性で応えている。毎シーズンの開発、拡充による圧倒的なラインアップ、価値提案で現代ニーズをとらえた。1~2月売上げは市場の…続きを読む
お茶漬け市場は23年度、前年比2%増の180億円で着地したとみられ、コスト高の値上げによる数量減が響いた。主原料の海苔が暴騰して昨春からの再値上げが浸透。金額ベースで前年実績を上回った。苦境だが内実は朝茶漬けが習慣化し、和食文化の継承、発展も果たされ…続きを読む
ふりかけ市場は23年度、前年比8%増の400億円で着地し、コロナ禍から一気に回復し、最高記録も臨めるまで増大した。物価高の経済不安で相対的に安価なご飯食が進み、ふりかけの食欲増進、おかずも減らせる徳用感が支持された。弁当需要が戻って混ぜご飯の素が前年…続きを読む
ふりかけ・お茶漬け市場は23年度、前年比6%増の580億円で着地、生活者の景気不安を支える規模拡大を果たした。社会全体のインフレが進む一方で、賃金上昇が一般にまだ上がらない、節約志向の深まりに対応。安価な主食回帰としてご飯食が増え、そのお供に経済的で…続きを読む
テーブルマークの23年12月期業務用冷凍デザート部門は、売上高が前年比1桁後半増と好調だった。ホテルや料飲店など外食の回復が貢献。24年度は、好調続くホテルビュッフェ向けに、フリーカットケーキで焼き菓子「ガトーオランジュ」と4層仕立てで食感にこだわっ…続きを読む