日本アクセスの22年度乾物販売実績は前年比6.6%増(21年度比33.9%増)だった。今期は多くのカテゴリーで価格改定があり、金額ベースでは伸長。数量ベースではおおよそ横ばいで推移した。 新型コロナも5類に移行されウィズコロナが浸透し、コロナ前のよ…続きを読む
●生産者不足が課題 23年度の栃木県産・中国産干瓢は、品薄状況が続き相場高が続いていくものと思われる。栃木県産干瓢は高齢化の進展によって生産者が減っており、全体的に生産量は減少傾向にある。 23年度の栃木県産干瓢の生産量は前年比1.2%減の162…続きを読む
23年度の北海道産バレイショでんぷん生産量は、前年比3.3%増の15万8000tを見込む。北海道では生産量が3年連続15万t台の減産となり、繰り越し在庫も6000tと少ない。10月からは北海道産バレイショでんぷんの2回目の値上げ(値上げ幅15%)、メ…続きを読む
22年度の海苔業界は有明海の歴史的な不作で相場が高騰。メーカーは6月からの値上げを実施している。コロナ禍で韓国海苔や卓上海苔が好調な一方で、コンビニエンスストアなどでは海苔を使わない商品が増えている。国内の海苔消費が減少基調をたどる中、生産・流通の抜…続きを読む
22年度(4~3月)の花かつお・削り節市場は、前年比5%減で着地したもようだ。花かつおは同4%減、かつおパックは同5%減、削り節は同1%減となった。だし取り用途が苦戦する中で、かつおパックを中心としたトッピング用途は一定の市場金額を維持しており、長期…続きを読む
23年の農産・海産乾物市場は、今期は多くのカテゴリーで価格改定があり金額ベースでみると伸長。数量ベースではおおよそ横ばいで推移した。アイテム別では手軽に使用できる商品が引き続き伸長している。塩昆布やフレークタイプの海苔各種は完全に定着し各社追随する商…続きを読む
2015年に設立した日本茶アンバサダー協会は、日本茶の振興を目的とする一般社団法人だ。専門知識を持つ日本茶アンバサダーの任命・育成のほか、消費者との接点を創出する企画を運営、自治体・企業との協業も進めている。10月29日には松屋銀座店(東京都中央区)…続きを読む
◇イズミ 柴原佑也食品本部加工食品部チーフバイヤー まず日本茶全体は、大きな伸長が見込みにくいカテゴリーであるのが現状だ。当社は、広島を含めた中四国、九州に店舗を構えている。エリア別にリーフ茶の動向を見るると、例えば九州は煎茶が強い。これに対して、…続きを読む
◇生活協同組合コープこうべ 宇原幹雄商品事業商品部日配総菜・食品食品担当係長 生活協同組合コープこうべのお茶の取り扱いは、最大で103SKUとなっている。MD方針として、見やすい売場づくりを図っている。お茶を含む食品全体でSKUを削減し商品の視認性…続きを読む
◇三善 川合政典専務取締役 お茶どころで知られる静岡県掛川市のスーパーサンゼンを運営する三善の今期(24年2月期)ここまでの緑茶カテゴリーの業績は、急須離れでリーフ茶の売れ行きが鈍化している。一方、マイボトルの普及に伴い、ティーバッグ茶の売上げが伸…続きを読む