長年にわたり、日本への多種多様な食品規制や食品企業への貿易規制に関するコンサルティングや製品開発の専門家として活動してきた。先般の欧州定点観測では、国際線はウクライナ戦禍により迂回した飛行経路を設定せざるを得ない状況が続いており、航空運賃の上昇が依然…続きを読む
牛乳・乳製品は、戦後の食糧難の時代から栄養面で子どもたちを支え、日本人の体位向上にも大きく貢献した。ただし最近は学校給食用牛乳は飲み残しが多いため、飲用の希望選択制をとる自治体もある。次世代を担う子どもたちの成長期の体作りに、カルシウムの不足が懸念さ…続きを読む
当社は昨年の鳥インフルエンザの拡大による鶏卵不足を教訓に、調達・供給体制を大幅に見直した。ニーズの高い卵加工品に関しては製品在庫にかなり厚みを持たせた。 気候変動や地政学リスクによる調達環境変化や物流需給の悪化を背景に、在庫を持つのは決して悪いこと…続きを読む
25年3月期中間決算は、鳥インフルエンザの影響から脱して主力のタマゴ加工品が回復し、CVS向けなどのタマゴサラダが好調だった。利益面でもタマゴ加工品の数量回復による生産効率の改善などが大きく寄与。調味料・加工食品事業の営業利益は前年比744%増と急拡…続きを読む
サウジアラビア文化省が管轄するサウジアラビア料理芸術委員会は、日本におけるサウジアラビアの伝統的で革新的な食文化の普及に取り組む。2025年に日本とサウジアラビアが外交関係樹立70周年と、「30年リヤド万博」開催国として「大阪・関西万博」に出展するこ…続きを読む
業務用食品卸初となる複数事務所でのFSSC22000認証取得を目指している。SDGsなどへの取組みや意識の強い外資系企業やホテルからの要請が高まってきたことから、食材を運ぶ企業の責任として取り組んでいる。早ければ年明けに取得できる見通しだ。 商品面…続きを読む
前期は過去最高の営業利益が出たが、われわれとしては将来成長するための投資が少なかったととらえている。今期以降は広告宣伝費、研究開発費、設備投資を含めた成長投資を積極的に増やしていきたい。5月に設立した子会社アリノバ・カナダへの設備投資は成長事業のスタ…続きを読む
【東北発】日新製糖と伊藤忠製糖は2023年1月に経営統合し持ち株会社ウェルネオシュガーが発足、24年10月1日に2社を吸収合併し再スタートしている。1970年代に300万tの消費量を誇った砂糖は現在175万t、甘味離れが進んでいる。業界の課題は山積で…続きを読む
醤油製造業として、1932年に島根県浜田市で創業したマルハマ食品。創業以降、醤油をはじめ風味調味料(鰹風味だしの素・いりこ風味だしの素)、酢、ドレッシング、OEM製品のレトルト食品などさまざまな食品製造を手掛けてきた。看板商品となっている「有機醤油」…続きを読む
1932年、アヲハタはミカンの缶詰加工やオレンジママレードなどジャム類の製造を主な事業とし、広島県竹原市で誕生した。多くの人に親しみが深いミカンの缶詰も、創業者である廿日出要之進氏らが中心となって開発に着手し、世界各国に輸出された。 そんなアヲハ…続きを読む