◇食産業の真価発揮~伝統・革新 兵庫県手延素麺協同組合は600年受け継がれた伝統的な「揖保乃糸」の製法を活用しサステナビリティ活動(SDGs)という今日的な課題への挑戦を強めている。昨年開発した「手延ラーメン」が成果の一つで同組合と地域がともに持続…続きを読む
◇食産業の真価発揮~伝統・革新 フジッコは昆布の未来を見据え生産者の過酷な労働環境の改善に取り組む。高齢者が増え後継者が不足している中、人の手による乾燥・選別の重労働を少しでも減らそうという「生昆布」の挑戦だ。 北海道では近年、昆布生産量が減少の…続きを読む
食品業界の24年は、地政学的リスクに備えつつ、歴史的なインフレ環境下で高まる生活防衛意識に対抗しながら選ばれる食をつくり、持続可能性を追求する使命を持つ。フードテック市場に注目し、伝統食の尊さを未来へつなぐ革新的な技術を磨く。地域に根差したブランディ…続きを読む
◆ようやくコロナ収束へ “チャレンジ”を鍵に万博でビッグチャンスつかむ 24年関西小売・外食市場を斬る 2023年の関西市場は新型コロナウイルス感染症の位置付けが5類に緩和されたことをきっかけに、社会・経済の正常化が進む一方、現在進行形で続く物価高…続きを読む
◇新春インタビュー ◆環境配慮型農産物の販路拡大へ 近畿農政局では多様な農業の振興や輸出促進サポートなど、特色ある産地づくり、食品産業の振興に向けて施策を推進している。2021年5月には農林水産省により、食料・農林水産業の生産力向上と持続性の両立…続きを読む
24年は年明け早々、能登半島を襲った最大震度7の大地震や羽田での日航機火災が発生し、波乱の幕開けとなった。 日経平均株価が一時、23年11月20日の取引時間中につけたバブル経済崩壊後の高値(3万3853円)を上回り、90年3月以来、33年10ヵ月ぶ…続きを読む