関東の食品物流大手・アサヒロジスティクス(さいたま市=横塚元樹社長)は、トラックドライバーの確保と育成に注力する。22年に中型免許の教習コースを有する自動車教習所(川越自動車学校)をグループ化したのに続き、昨年は埼玉県滑川町の安全運転研修施設の近隣に…続きを読む
【関西】大阪労働局、近畿農政局、近畿経済産業局、近畿運輸局、公正取引委員会事務総局近畿中国四国事務所の地方支分部局5機関が16日、「物流2024問題」の課題解決へ向けて連携協定を締結した。昨年6月に政府がとりまとめた「物流革新に向けた政策パッケージ」…続きを読む
ファミリーマートとローソンは、11日から東北地方の一部地域でアイスクリームや冷凍食品などを対象とした両社の物流拠点間の輸送を行う。両社の商品を同じトラックに混載し、共同輸送することで車両台数とCO2排出量を削減する。実験を除いて本格的に両社が共同輸送…続きを読む
【中部】丸越(名古屋市)は物流センターが併設された本社建屋の老朽化に伴い、ハマキョウレックス(浜松市)に物流業務を外部委託し、6月からは丸越子会社の香味小夜子(愛知県みよし市)に隣接する「ハマキョウレックスみよし第三センター」(同市)からの出荷を開始…続きを読む
青果コールドチェーンを全国展開するファーマインドは、14ヵ所のセンターを拠点に物流機能を強化し、23年の中継物量が5年前に比べ約3倍増、トラック積載率は約5%上昇したことが分かった。 「2024年問題」の解決策として青果物流の効率化に19年から取り…続きを読む
トラックドライバーの待遇改善が遅れている。厚生労働省が3月27日に公表した23年の賃金構造基本統計調査(企業規模10人以上)によると、大型ドライバーの年間収入は前年比1.6%増の485万円とわずかに増加したが、他業種が全般的に改善したことで、全職種平…続きを読む
1日からドライバーの時間外労働上限規制の適用が始まり、いわゆる物流の2024年問題の解決に向けた動きが活発化する。すでに食品小売は物流の改善を進め、SMは商慣習や発注の見直し、荷待ち時間の短縮などに連携して取り組み、CVSも配送回数の削減や異業種との…続きを読む
新年度の始まりとなる4月は、食品界の経営に影響を及ぼす制度や仕組みの変化が相次ぐ。最大の焦点はドライバーの時間外労働規制の適用開始で、製配販3層がこれまで準備してきた物流危機回避への取組み成果が試される。消費者の誤認を防止する無添加表示の規制強化も本…続きを読む
トラックドライバーへの時間外労働規制(年最大960時間)の適用が目前に迫る中、輸送需給対策の要となるパレット標準化の骨子が固まった。 国土交通省などが事務局を務める官民物流標準化懇談会のパレット標準化推進分科会(以下、分科会)は、このほど最終取りま…続きを読む
ネスレ日本は、JR貨物グループ3社と連携し、貨物量の多い走行距離500km以下の中距離帯で、定期貨物鉄道輸送を2月から開始した。静岡県のネスレ日本島田工場から大阪府のJR貨物百済貨物ターミナル駅までの距離約330kmの輸送をトラックから鉄道に切り替え…続きを読む