マーガリン類特集
マーガリン類特集:家庭用=成長の鍵、手作り需要への価値提案
20年度の家庭用マーガリン類市場は、コロナ禍での需要拡大が進んだ上期の好調が続き、前年を上回って着地することが見込まれる(本紙推計)。3月から始まった臨時休校や、緊急事態宣言下で強まった外出自粛などの影響で、上期(4~9月)は巣ごもり消費が進み、生産量・消費量ともに好転基調で推移。下期も引き続きパン食機会や菓子作りなど、家庭内手作り需要の定着・拡大が進むと予想されることから、物性や利便性などマーガリン類ならではの価値提供をいかに浸透させていくかが、成長の鍵を握りそうだ。
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