マーガリン類特集

マーガリン類特集:家庭用=成長の鍵、手作り需要への価値提案

乳肉・油脂 2020.12.02 12154号 09面

 20年度の家庭用マーガリン類市場は、コロナ禍での需要拡大が進んだ上期の好調が続き、前年を上回って着地することが見込まれる(本紙推計)。3月から始まった臨時休校や、緊急事態宣言下で強まった外出自粛などの影響で、上期(4~9月)は巣ごもり消費が進み、生産量・消費量ともに好転基調で推移。下期も引き続きパン食機会や菓子作りなど、家庭内手作り需要の定着・拡大が進むと予想されることから、物性や利便性などマーガリン類ならではの価値提供をいかに浸透させていくかが、成長の鍵を握りそうだ。

購読プランはこちら

非会員の方はこちら

続きを読む

会員の方はこちら

  • マーガリン類特集

    乳肉・油脂

     ●家庭用、本格回復へ好転の兆し 業務用、コロナで正念場迎える マーガリン・ファットスプレッドなどの国内マーガリン類(加工油脂)は、世界最高峰の技術力を有し、家庭用・業務用の両分野で食生活を支えている。一方で20年は、新 […]

    詳細 >