精神的な疲労緩和などリーフ茶が有する機能性に注目が集まる
在宅時間の増加が本物志向を高め、近年苦戦傾向であったリーフ茶が持つ機能に光を当てる良い効果を生んだ。需要の拡大は、単に購買層の中心を占める高齢者層の利用数量が増加したからだけではなく、PET飲料のコア層であった若年層の関心増大が寄与したことが何よりうれしい。高級ボトリングティーやリーフティーカップといった新形態や、ECサイトや定額課金制「サブスク」といった新たな販路が創出され、日本茶を購入できる買い場は増え続けている。
一方、長期化するコロナ禍で国