冷凍食品特集2024
冷凍食品の国内生産金額が3年連続で過去最高となった。日本冷凍食品協会調べによると23年の工場出荷額は前年比2.1%増の7799億円だった。生産数量は同3.3%減の154万5568t。国内生産量に輸入の冷凍野菜・調理冷凍食品を合計した消費量では同3.4%減の288万t、金額は同3.4%増の1兆2472億円となった。(山本大介)
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◆冷凍食品特集:生産額3年連続過去最高 消費に明るさも伸び鈍化
冷凍・チルド 2024.07.03◆下期に再々値上げの動き 冷凍食品の国内生産金額が3年連続で過去最高となった。日本冷凍食品協会調べによると23年の工場出荷額は前年比2.1%増の7799億円だった。生産数量は同3.3%減の154万5568t。国内生産量に輸入の冷凍野菜・調理冷凍食品…続きを読む
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冷凍食品特集:日本・台湾 枝豆の安定供給へ情報共有
冷凍・チルド 2024.07.03日本と台湾の「冷凍農産品貿易懇談会」が6月26日に東京都の品川プリンスホテルで開かれ、主力の冷凍枝豆の現状や今後の供給見通しなどを確認した。1992年から懇談会を行いコロナ禍で一時中断したが昨年4年ぶりに再開。30回目の今年は約130人が参加した。日…続きを読む
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冷凍食品特集:キーマンは語る=ニチレイフーズ・清川吾朗氏、滝英明氏
冷凍・チルド 2024.07.03◇ニチレイフーズ 清川吾朗家庭用事業部長、滝英明業務用事業部長 ニチレイフーズの24年3月期販売実績は、家庭用調理品が前年比7.5%増の874億円、業務用は同2.6%増の1027億円。冷凍農産加工品は同15.8%増の237億円だった。 今期は、強…続きを読む
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冷凍食品特集:キーマンは語る=マルハニチロ・金谷信一郎氏、崖貴博氏
冷凍・チルド 2024.07.03◇マルハニチロ 金谷信一郎加工食品ユニット市販用冷凍食品事業部長、崖貴博食材流通ユニット業務用流通事業部副部長 マルハニチロは単体の冷凍食品売上高を非公表としているが、24年3月期の加工食品ユニットは主力品の価格改定効果や数量が伸長したものの、前年…続きを読む
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冷凍食品特集:キーマンは語る=ニッスイ・熊谷賢一氏、金澤建支氏
冷凍・チルド 2024.07.03◇熊谷賢一家庭用食品部長、金澤建支業務用食品部長 ニッスイの24年3月期は、単体の家庭用調理冷凍食品が前年比4.3%増の406億円、業務用調理冷凍食品同8.8%増の546億円、農産冷凍食品同9.1%増の117億円だった。今期はカテゴリーナンバーワン…続きを読む
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冷凍食品特集:キーマンは語る=味の素冷凍食品・寺本博之社長
冷凍・チルド 2024.07.03味の素冷凍食品は今期売上高前年比11%増の1118億円、重量で同9%増を目指す。冷凍「ギョーザ」市場活性化の取り組みをさらに強化すると同時に、パリ五輪のオフィシャルパートナーとしてキャンペーンや限定商品展開などを実施する。今期の経営方針を寺本博之社長…続きを読む
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冷凍食品特集:キーマンは語る=テーブルマーク・吉澤明治氏
冷凍・チルド 2024.07.03◇テーブルマーク 吉澤明治常務執行役員営業本部長 テーブルマークは24年度、冷凍うどん発売50周年を迎え、感謝のロゴマーク入りパッケージ展開や消費者キャンペーン、試食イベントなどさまざまな企画を展開し、全社を挙げて周年イヤーを盛り上げる。 業務用…続きを読む
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冷凍食品特集:ヤヨイサンフーズ 外食市場取り組み強化
冷凍・チルド 2024.07.03ヤヨイサンフーズは今期、中長期的に安定して利益を生み出す強い企業体質を目指し、(1)自社工場再編(2)新規販売チャネル挑戦(3)働き方改革元年--の三つを柱に経営を推進する。気仙沼工場で早期黒字化を図り、高収益体質に転換。外食市場の取り組み強化と、マ…続きを読む
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冷凍食品特集:ケイエス冷凍食品 おつまみで拡販目指す
冷凍・チルド 2024.07.03ケイエス冷凍食品の23年12月期業績は、2期連続で増収増益となった。2度の価格改定効果や業務用市場の回復、主力品の堅調に加え新商品の配荷増などが寄与。主力の冷凍「鶏つくね串」でナンバーワンを狙うほか、活性化する外食の事業強化を図り、3期連続の増収増益…続きを読む
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冷凍食品特集:キンレイ 3拠点目の亀山新工場
冷凍・チルド 2024.07.03キンレイは創業50周年を迎える今年、次の四半世紀に向けた活動に取り組んでいく。4月には、国内3拠点目の新工場「亀山工場」(三重県亀山市)が稼働開始。主力商品「お水がいらない」シリーズの安定供給を図る。 「お水がいらない」シリーズが好調に推移している…続きを読む
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冷凍食品特集:ニップン 「プレミアム」出足好調
冷凍・チルド 2024.07.03ニップンの家庭用冷凍食品の23年度は10%以上の前年比2桁伸長、数量も2桁近く増加した。業務用も2桁増となった。今期は全社で「オーマイプレミアム」のブランド戦略を進めており、冷凍食品も最注力。同時に、市場創出のパイオニアとして取り組んできたワンプレー…続きを読む
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冷凍食品特集:日清製粉ウェルナ 「贅沢野菜」刷新で伸長
冷凍・チルド 2024.07.03日清製粉ウェルナの24年3月期家庭用冷凍食品は、前年比約1割増だった。23年に実施した価格改定で目立った出荷停滞がなかったことが好調な要因。今期は「マ・マーTHE PASTA贅沢野菜」の拡販と早期市場定着、「青の洞窟ブランド」拡大、デザート・スイーツ…続きを読む
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冷凍食品特集:日清食品冷凍 ラーメン横丁で活性化
冷凍・チルド 2024.07.03日清食品冷凍の24年3月期の販売実績は、前年を大きく上回ったものの、冷凍麺類市場が伸長する中で若干市場を下回った。今期は「ラーメン横丁」提案強化とパスタ、和風麺のラインアップを充実させ、売上げ拡大と販売数量の増加を目指す。 23年度の冷凍麺市場は最…続きを読む
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冷凍食品特集:日東ベスト 好調ハンバーグを訴求
冷凍・チルド 2024.07.03日東ベストの冷凍食品部門24年3月期は、売上高が前年比3.3%増の422億3400万円だった。惣菜分野は前年を下回ったが、外食の好調や給食全分野で増収となった。今期も引き続き、外食分野を強化。好調なハンバーグは、鉄板焼きメニューなどを提案する「JGハ…続きを読む
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冷凍食品特集:キユーピー 卵加工品の復活へ全力
冷凍・チルド 2024.07.03キユーピーのフードサービス部門23年11月期業績は、価格改定や鶏卵相場高騰で卵製品の価格が上昇し前年比4.1%増の1653億円。一方で主原料の卵不足や油価高騰の影響を受け、営業利益は減益だった。今期は卵加工品の復活を目指し、スクランブルエッグ「とろっ…続きを読む
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冷凍食品特集:ライフフーズ 産地開拓進め安定供給
冷凍・チルド 2024.07.03ライフフーズの24年3月期売上高は139億8500万円だった。このうち、冷凍食品事業は前年比3%増となった。下期は家庭用は厳しかったものの、業務用の回復が貢献。世界的な天候不順で供給が不安定となる中、今期は中国からの調達に再注力するなど、国産を含めた…続きを読む
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冷凍食品特集:イートアンドフーズ テーマはタイパ・コスパ
冷凍・チルド 2024.07.03イートアンドフーズは24年秋冬の家庭用新商品として、昨今のトレンド「タイパとコスパ」をテーマに中華専門店「大阪王将」の本格的な町中華を食卓で楽しめるアイテムを投入していく。 今期は「羽根つき餃子」発売10周年を記念して、並べる手間がない「羽根つき円…続きを読む
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冷凍食品特集:大冷 独自品開発して差別化
冷凍・チルド 2024.07.03大冷の24年3月期決算は販売価格改定などで増収だった。損益面では粗利率低下は想定通りだったが、エビ商品販売軟調や滞留在庫消化による値引き金額増加が影響し、各段階で減益となった。今期は大手ユーザー取引拡大と海外事業拡大に注力。持続的成長に向け原料から生…続きを読む