野菜・野菜加工特集2023
消費者が節約志向を強める中にあって、日本人の野菜消費は堅調だ。生産・流通側のコストアップとは裏腹に価格が安定していることがあり、消費者にとってはコメ同様、暮らしと健康を支えるありがたい存在となっている。(佐藤路登世)
-
◆野菜・野菜加工特集:減らせない野菜消費 食べ方・メニュー提案余念なし
生鮮食品 特集 2023.09.08消費者が節約志向を強める中にあって、日本人の野菜消費は堅調だ。生産・流通側のコストアップとは裏腹に価格が安定していることがあり、消費者にとってはコメ同様、暮らしと健康を支えるありがたい存在となっている。さらに、コロナ禍で一層高まった健康志向が定着し「…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:舞台ファーム 野菜工場「美里グリーンベース」開設
生鮮食品 特集 2023.09.08●持続可能性にも配慮 宮城県の有力農業生産法人・舞台ファームが20年10月、同県の美里町で立ち上げた日本最大級のレタス生産植物工場「美里グリーンベース」は、最新テクノロジーを用いて、1日3万~4万株の高品質レタスを自動で通年生産する、持続可能な次世…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:タキイ種苗 「野菜の日」調査 健康のため摂取を重視
生鮮食品 特集 2023.09.08タキイ種苗は、8月31日の「野菜の日」に合わせて恒例の「野菜と家庭菜園に関する調査」を実施。値上げラッシュのただ中、食料品の支出は8割以上が維持するものの、野菜の支出を減らした人は1割未満にとどまり、健康志向の高まりから野菜摂取を重視する傾向が強いこ…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:カゴメ 生鮮トマトで付加価値を
生鮮食品 特集 2023.09.08カゴメの生鮮野菜事業は、「生鮮トマト」では同社の強みを生かし、中玉やミニトマトの喫食者の拡大と需要創造を図る。加えて「高リコピントマト」や「高GABAトマト」などの「健康付加価値型トマト」ユーザー拡張による独自ポジション創出に取り組む。「ベビーリーフ…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:エスビー食品 ハーブで豊かな食生活
調味料 特集 2023.09.08エスビー食品は国内のスパイスのトップメーカーとして生鮮ハーブ、ベビーリーフの分野においても国内最大規模の出荷団体として、全国各地の産地をリレー形式で結び安定供給に努めるとともに生鮮ハーブの魅力を消費者に伝えている。昨年度の実績は前年比3.7%増。外食…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:サラダクラブ 栄養分かるサラダ投入
生鮮食品 特集 2023.09.08サラダクラブは、健康志向やタイムパフォーマンス需要に対応する多彩なパッケージサラダ商品を展開。パッケージサラダ最大手として、近年では鮮度保持期間(消費期限)の延長化や野菜未利用部の活用などのサステナブル活動も積極化し、市場をけん引している。今秋は9月…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:マルコーフーズ カップ入り山芋ごはん発売
惣菜 特集 2023.09.08マルコーフーズの今10月期は、主力の業務用市場の急回復により前年比10~15%増の着地見込みだ。観光地などの宿泊施設の朝食などの伸びが特に顕著だ。また、カフェ業態などの和風パスタの素材として冷凍とろろの採用が増加している。特にめんたいこと合わせた「明…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:三和食品 国産化へシフト進める
生鮮食品 特集 2023.09.08三和食品のカット青ネギや大根おろし、とろろ芋を中心としたカット野菜事業はコロナ禍からの回復による業務用の需要回復や一部製品の価格改定効果により伸長した。 カット青ネギは新アイテムの「冷凍九条ねぎ」と「下仁田ねぎ」が好調に推移したことに加え、既存の「…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:サラダコスモ ペヤング風もやし炒め発売
生鮮食品 特集 2023.09.08サラダコスモは、モヤシとスプラウト、カット野菜の3本柱で事業を展開。本拠地の岐阜県に加え、新潟や長野県、兵庫県にも生産設備を設置、コールドチェーンを確立し全国に販路が広がっている。モヤシでは業界ナンバーワンのシェアを占めるほか、カット野菜も順調に伸長…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:タキイ種苗 「夏あおい」端境期に安定供給
生鮮食品 特集 2023.09.08◆種苗・生産法人・JAの取組み タキイ種苗が21年に発売した夏大根「夏あおい」は、大根農家からは耐暑性に優れて幅広い作型への対応が可能、業務加工用ルートからは品質の高さと安定供給性があると支持を得だした。本来、夏の暑さが苦手な秋冬野菜の大根で、異常…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:トキタ種苗 軟らか食感の白ナスを
生鮮食品 特集 2023.09.08◆種苗・生産法人・JAの取組み トキタ種苗のイタリア野菜シリーズ「グストイタリア」プロジェクトは、徐々に生産量を増やし、レストランだけでなく、スーパーにも商品が並ぶようになった。 中でも注力する「ラディッキオ・キオッジャ(トレビス)」は、活性化酸…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:こと京都 九条ネギを一品料理に
生鮮食品 特集 2023.09.08◆種苗・生産法人・JAの取組み 九条ネギの生産から加工、販売まで手掛ける農業生産法人こと京都は、九条ネギの魅力発信に力を注いでいる。家庭で九条ネギを主役にした料理を食べてほしいと、約5cmの棒状にカットして袋詰めした「いっぴんねぎ」を昨年秋に発売。…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:JA大阪市 特産品の小松菜を商品化で農家支援
生鮮食品 特集 2023.09.08◆種苗・生産法人・JAの取組み 大阪市農業協同組合(JA大阪市)は5月、市内農家が生産した小松菜を100%使った「大阪生まれのこまつなビーフカレー」を発売開始した。 加工品の商品化を通じて農産物を全量買い取り、農家組合員と農地減少に歯止めを掛けよ…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:村上農園 全国に生産拠点構築へ
生鮮食品 特集 2023.09.08◆種苗・生産法人・JAの取組み スプラウト最大手の村上農園は、豆苗やカイワレ大根などの発芽野菜を展開し、中でも「ブロッコリースーパースプラウト」や「マルチビタミンB12かいわれ」など機能性野菜が好評で、家庭にも浸透している。生産拠点では、6月に東北…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:注目されるアップサイクル 多様な取り組み始まる
生鮮食品 特集 2023.09.08日持ちがしない上、規格外に加え外葉や芯などの廃棄部分も多い青果物だが、フードロス削減の観点から活用が課題となっている。そうした中、乾燥させることで新たな用途にアップサイクルするベンチャー企業が出現し、行政や大規模団体、有力企業がバックアップするととも…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:ASTRA FOOD PLAN 吉野家の玉ネギ端材がポン…
生鮮食品 特集 2023.09.08◆注目されるアップサイクル サステナブルな社会の実現をミッションに掲げるフードテックベンチャーのASTRA FOOD PLAN(AFP)と吉野家ホールディングス、ポンパドウルとの共同プロジェクトとして開発されたオニオンブレッドが2月、全国26店舗で…続きを読む
-
野菜・野菜加工特集:田園紳士「OYAOYA」 京野菜の規格外を乾燥
生鮮食品 特集 2023.09.08◆注目されるアップサイクル 京都府北部の農家から仕入れた規格外野菜を、新鮮なうちに加工し、ドライでしか味わえない「畑の新しいごちそう」として提案するアップサイクル新ブランド「OYAOYA」。商品供給を担うエリアの地域商社、田園紳士の森下裕之社長に話…続きを読む