知財ミックス 戦略的活用で模倣品排除へ 知財ミックスとは、複数の知的財産権(知財)によって商品やサービスを多面的に保護することである。農林水産・食品分野と関連が深い知財としては、前回までに解説した種苗法(育成者権)、地理的表示(GI)のほか、商標、地域…続きを読む
地理的表示制度 GIは伝統と品質の証し 地理的表示制度とは、伝統的な生産方法や気候・風土・土壌などの生産地などの特性が、品質などの特性に結びついている産品の名称(地理的表示)を知的財産として登録し、保護する制度である。地理的表示(Geographica…続きを読む
現在、日本では知的財産として「発明・考案」「意匠」「商標」「植物の新品種」「著作物」「半導体集積回路」「営業秘密」「特定産地の農水産物等の名称」「家畜(和牛など)」などが法律で守られている。その中から本講座では、植物の新品種を守るための「種苗法」(上)…続きを読む
日本弁理士会 清水善廣会長 農業・食産業でも知的財産は耳目を集めるところだが、知財の専門家である弁理士が所属する日本弁理士会の清水善廣会長は、「農業・食産業の関連知財の幅の広さは、他の産業分野にはない特徴であり、また輸出振興・事業者の海外進出に伴い、海…続きを読む
―知財への取組みを行っている事業者への懸念事項はありますか。 清水 既に知財への取組を行っている事業者でも、多様な知財を国内外で活用しきることは容易ではなく、知財を上手に組み合わせて全体最適化を図る「知財ミックス」、それから海外知財への対応は重要な課題…続きを読む
日清食品は、自社のオンラインストアを活用したダイレクトマーケティングに積極的に取り組んでいる。消費者に対してメーカーが直接商品を販売する「D2C(Direct to Consumer)」で良質な顧客データを獲得し、消費者との距離を大きく縮めた“顧客視点…続きを読む
各産地を代表する「茶器」の数々 日本国内には、「やきもの」の産地が複数存在している。2017年に日本遺産に認定された「日本六古窯(にほんろっこよう)」は、平安末期から現在まで生産が続く代表的な6つの産地(越前、瀬戸、常滑(とこなめ)、信楽(しがらき)、…続きを読む
大企業、特にグローバルに展開している企業との取引において、JFS-B規格への対応やJFS-C規格、FSSC22000のような国際規格への対応を求められる例は増えてきています。特にHACCPについては2020年6月の改正食品衛生法施行、2021年6月完…続きを読む
CJジャパンは今秋から発酵調味料「TasteNrich®」(テイスティエヌリッチ)を日本で本格的に発売開始する。この新たな調味料は表示の優位性や減塩効果、うまみの変調作用などが期待できる。同社は今年5月、インドネシアのジョンバン工場に「TasteNri…続きを読む
第1回 食品工場でのHACCP監査における クリーニングツールの重要性【PR】 食品産業用ブラシの市場で国内No.1の導入実績を誇るヴァイカン製品。 その強さの秘密、 食品工場でのHACCP監査における クリーニングツールの重要性などを紹介します。 お…続きを読む